エギングでアオリイカが釣れない7つの理由と改善策を徹底解説します!

エギング 釣れない

アオリイカのシーズンになると、防波堤や地磯などのアオリイカが釣れる場所はエギングを楽しむアングラーでいっぱいになります。
しかし、実際にアオリイカを釣り上げている人はそう多くいません。
特にエギング初心者の人は釣るのが難しいようです。

今回は、エギングでアオリイカが釣れない理由と改善策を解りやすく解説します。

エギングでアオリイカが釣れない7つの理由

※この動画は潮見表(タイドグラフ)を使ったエギングの攻略法について解説されています。

エギングでアオリイカが釣れないのは必ずそれなりの理由があります。
初心者の人の中には「なぜ釣れないのか」釣れない理由に見当がつかない人もいるのではないでしょうか。

エギングでアオリイカが釣れない7つの理由として、

  1. 狙っているポイントにアオリイカがいない
  2. アオリイカが釣れやすい時間帯を狙っていない
  3. アオリイカの警戒心が高い
  4. エギのシャクリ方など釣り方が正しくない
  5. ポイントの状況に合っていないエギを使っている
  6. アオリイカの特徴を知らない
  7. アオリイカのアタリがとれない

などのようなことがあります。

次の項からは、それぞれについて詳しい解説と改善策を紹介していきましょう。

理由1.狙っているポイントにアオリイカがいない

ポイントにアオリイカがいない

狙っているポイントにアオリイカが居なかったら、アオリイカが釣れるはずがありませんよね。
でも、「アオリイカの居場所なんて分からないよ!」なんてあきらめてはだめです。

まず最初にエギングでアオリイカを釣るためのポイントを探しましょう。

改善策:アオリイカを狙うポイントを選ぶ!

一般的にエギングでアオリイカを狙うポイントは漁港などの堤防や地磯などの藻場が多いです。
その中にもそれぞれポイントになる条件があります。

ここからは、エギングでアオリイカを狙うポイント選びのコツについて解説していきましょう。

潮通しがよい場所:潮通しがよい場所は海水中の酸素量やエサが豊富なのでアオリイカが回遊しやすいところになります。

藻場:アオリイカはモイカと呼ばれるほど藻場が好きで、産卵場所だけでなく餌場としてや外敵から身を隠すための場所として恰好の居場所になるのです。

障害物があるところ:海底にテトラ帯や岩礁帯などの障害物があるところはアオリイカが隠れる場所になるので、絶好のポイントになります。

エサが豊富な場所:アオリイカはアジなどのベイトフィッシュを捕食するフィッシュイータで、小魚が集まる場所は第一番に狙うポイントになります。しかし、ベトフィッシュが多いところにはシーバスなどアオリイカを捕食する魚も集まってくるので、アオリイカにとっては危険な場所でもあるのです。

風向き:エギングで使用するエギは10~25gとそれほど重くないため、風の影響を受けやすいです。風が強いと上手くキャストできないだけでなく、エギの操作やアタリがとれないなどといったことになります。

エギングの釣り方や釣り場選びのポイントについてはこちらのページでも詳しく解説しています。

理由2.アオリイカが釣れやすい時間帯を狙っていない

タイドグラフイメージ

アオリイカも他の魚と同じように釣れやすい時間帯があります。
アオリイカはいつでも釣れるということはなく、そこにいるのが見えても釣れないことはよくあります。

エギングでアオリイカを釣りに行く前に、釣れやすい時間帯を知って釣果につなげましょう。

改善策:アオリイカが釣れやすい時間帯に釣る!

アオリイカが釣れやすい時間帯は、

  • 朝マズメ:夜が明けてきて辺りがうっすらと明るくなる頃から、日が昇って完全に明るくまでの時間帯を言います。
  • 夕マズメ:朝マズメと真逆で、日没前後から日が落ちて暗くなるまでの時間帯を言います。

の時間帯のことです。

アオリイカが釣れやすい条件としては、時間帯だけでなく潮汐(潮の干満)にも大きく左右されます。

  • 上げ始め:干潮の潮止まりから次の満潮に向けて潮が動き始める時間帯を上げ始めと呼んでいます。
  • 上げ止まり前:干潮から上がり始めた潮の流れは、満潮に近づくに釣れて緩やかになり、満潮になると流れが止まります。
  • 下げ始め:上げ初めの状態と真逆になるのが下げ初めです。
  • 下げ止まり前:干潮に向かって流れていた潮の流れが、干潮に近づくに釣れて緩やかになり、やがて干潮時には流れが止まります。

潮汐ではこれらのタイミングがアオリイカが釣れやすい時間帯と言えます。

魚が釣れやすい時間帯(時合)についてはこちらで詳しく解説していますので参考にして下さい。

理由3.アオリイカの警戒心が高い

海底を好むコウイカと違って中層を好むアオリイカは警戒心が高いと言われています。
エギングでアオリイカを釣るためにはイカに覚られないようにしなければいけません。

改善策:アオリイカに覚られない忍者になる!

「アングラーの姿が視界に入った瞬間にアオリイカが沖へ逃げていった」という話を聞いたことがありますが、エギングでアオリイカを釣るためにはアオリイカに覚られないよう忍者になる必要があります。

エギのアクションを確認するために堤防の際にたつことが多いですが、それだけでアオリイカにプレッシャーを与えてしまうことも。
エギングでアオリイカを釣るためには、アオリイカの視界に入らないよう「細心の注意」を払いましょう。

理由4.エギのシャクリ方などの釣り方が正しくない

エギング 2段シャクリ

エギングでアオリイカが釣れない理由の一つに「エギのシャクリ方などの釣り方が正しくない」場合があります
エギングのエギのシャクリ方は他のルアー釣りとは違う独特のシャクリです。

エギのシャクリ方を変えるだけでアオリイカを引き寄せることができます。

改善策:アオリイカが思わず抱きつきたくなるようなアクションをさせる!

エギのアクションで最も重要なのはフォールです。
エギをシャクっているときにアオリイカが抱きつくことはまずなく、ほとんど場合フォール中にエギを抱いてきます。
エギを上手にしゃくってアオリイカにアピールしても、フォールがうまくできなければアオリイカは釣れません。

アオリイカが釣れやすいフォール中のエギの姿勢は、エギが水平な姿勢でフォールか頭が少し下がった状態の姿勢です。
逆に釣れにくいのは、頭が上がった状態でフォールすることです。

アオリイカがエギに興味を持っても同じシャクリ方をしていてはアオリイカに見切られてしまうことも。
また、エギをしゃくっているうちに段々と強く激しくなってしまうことがありますが、激しいアクションはアピール力はあるもののアオリイカの警戒心が高くなってしまうので、バリエーションを持たせてアクションをさせることが大事です。

エギの基本的なシャクリ方についてはこちらのページで詳しく解説しています。

理由5.ポイントの状況に合っていないエギを使っている

エギング エギ タイプ

まず初めに春のアオリイカと秋のアオリイカではサイズが違うので、アオリイカの大きさに合ったエギを使うことがエギングでアオリイカを釣るための第一条件です。
また必ず釣り場の状況を確認して、水深やストラクチャー(障害物)の有無などポイントの状況に合ったエギを選ぶようにしましょう。

改善策:釣れている人のエギを参考にしたりいろいろなエギを使う!

一見して釣れそうに見えるエギでも、釣り場の状況にマッチしていなければアオリイカは釣れません。
エギング初心者の人は周りで釣れている釣り人がいたらどんなエギを使っているのかやどんなシャクリ方をしているかなどを参考にするといいです。
一般的なエギの選び方は、春のシーズンは3.5号程度、秋のシーズンは3.0号程度のエギを基準にするといいでしょう。

また、同じ号数でもメーカーによって沈下速度分けられていますので解説しておきます。

  • シャロータイプ:パッケージなどにSやSSと表記されているエギで、沈下速度が遅く浅場や藻場など水深がないポイントでもゆっくりフォールしてアオリイカにしっかりアピールします。
  • ベーシックタイプ:特に何も表記されていないものやベーシックと記載されているものは、標準的な沈下スピードとなるスタンダードなタイプです。
  • ディープタイプ:メーカーによってFSやD・Rなどと記載されているのが、ディープタイプのエギです。
    沈下速度が速く潮の流れの影響を受けにくいため、潮流が速いときや水深の深いポイントで効果を発揮します。
    また、重さがあるので飛距離を稼ぐこともできます。

アオリイカ狙いのエギの大きさやタイプ、カラー、音についてはこちらのページで詳しく紹介していますので、参考にして下さい。

理由6.アオリイカの特徴を知らない

アオリイカ 新子

エギングでアオリイカを釣るためにはアオリイカの特徴について知る必要があります。

改善策:アオリイカの特徴を知る!

アオリイカの主な特徴について紹介していきましょう。

アオリイカは生きているものしか捕食しない

エサを捕まえる前のアオリイカ

ケンサキイカやスルメイカなどは死んだ魚でも食べるのに対して、アオリイカは生きている魚や甲殻類しか捕食しません。
そのため、アオリイカを釣るにはエギを使うか生きているアジなどの泳がせ釣りで狙う必要があります。

エサを目で見知して捕食する

エギングとは アオリイカ

魚は側線と呼ばれる器官で、ベイトなどが泳ぐときに発する水中の振動を感知してその位置などを判別することができます。
しかしアオリイカには側線という器官がありません。
その代わりというか、アオリイカの視力は非常に発達していて、数十メートル先のエサも目で見知することができます。

色を識別する機能がない

アオリイカの目には色を識別する機能がないと言われています。
モノクロの世界で白黒の濃淡で判断しているようです。

体の色を変える能力がある

アオリイカは体の色を変えることができる

アオリイカは体の色を変える能力を持っていることを知っていますか。
これは天敵から身を守るためだけでなく、エサを捕食するためにベイトなどに近づくときに気付かれないよう、体の色を周りの状況に応じた色に変えるのだそうです。
また、普段は透明に近い色をしているアオリイカですが、メスを奪い合うときのオスのアオリイカのように興奮状態になると赤黒く変色します。

寿命は大体1年

アオリイカの寿命は大体1年

アオリイカは鮎などと同じように年魚で、その寿命は大体1年と言うことです。
中には1年以上生きる個体もいますが、長くても1年半程度と言われています。
大抵のアオリイカは、春から初夏にかけて産卵してその後その生涯を終えていきます。
また、卵から孵化したアオリイカは秋になると成長するためや冬に備えるためにエサの捕食活動が活発になるので、秋はアオリイカのシーズになるのです。

回遊性がある

アオリイカは回遊性がある

アオリイカは、一般的にはブリなど青物と同じ回遊性がある生き物です。
ただし中には回遊をしないで特定の場所に居つく個体もいるようで、回遊性があるアオリイカに比べてエギを見慣れていることが多く、釣れにくいと言われています。

水温によって活性が変わる

海水温度

エギングでアオリイカを狙える水温は16℃~26℃で、中でも水温が18℃~24℃のときが最も活性が高いと言われています。
4月~5月の海水温度は20℃~22℃程度とアオリイカの活性が最も高くなり、エギングで狙うチャンスと言えます。
6月~8月は海水温度が24℃~27℃となるためアオリイカが外海のサラシ場や潮通しの良い場所に移動することが多いので、これらのポイントを狙うといいでしょう。
9月~11月は高くなっていた海水温度も下がり始め、特に10月の水温は22℃~24℃、11月の水温は18℃~21℃とアオリイカの活性が最も高くなる海水温度だということで、春から夏に生まれて大きくなってきた新子が釣れやすい時期になります。

塩分濃度の変化に敏感

海水の塩分濃度

アオリイカは海水温度に敏感だということと同時に海水の塩分濃度にも敏感です。
よく「雨が降るとアオリイカは釣れない」などとも言われているのは、雨が降ることで浅場や表層の塩分濃度が薄くなるため、塩分濃度の変わらない深場へと移動してしまうからでしょう。
そう言っても、アオリイカは河口付近でも釣れることから、単に真水が苦手ということではなく塩分濃度の変化が小さいところではそう気にならないというところでしょうか。

きれいな水を好む

きれいな海

アオリイカは水がきれいな場所を好みます。
そのため防波堤や磯場などでは潮通しが良く、新鮮な海水が流れている場所を好みます。
なので、湾岸エリアの潮の流れがない場所にはいないことが多い。

日中は深場、夜は岸近くの浅場
アオリイカは警戒心が非常に高く、日中は天敵から身を守るために沖の深場にいることが多い。
しかし、夜になるとアオリイカを捕食する青物などの活性が下がるため、岸近くのかなり浅いところまでやってきます。

大型はいつもボトム付近にいることが多い
警戒心が高いアオリイカの中でも大型になるとさらに警戒心が強くなり、いつも底付近にいることが多くなります。
大型のアオリイカは、よほどの理由がない限り表層付近まで浮き上がってくることはありません。
そのためエギの着底を確実に感知することがエギングの基本と言われています。
特に大型のアオリイカを狙うときは、ボトム付近を意識して攻めることが重要です。

ベイトやエギを触腕で掴む

アオリイカの触腕

アオリイカには8本の足と2本の長い触腕を持っています。
ベイトやエギに抱きつくときはまず触腕で掴み、その後に引き寄せてほかの足でしっかりと抱え込むのです。
エサをしっかりとホールドしたら、カラストンビと呼ばれる口で獲物に噛みつき、絶命させてからゆっくりと捕食します。

自分の倍近く大きいベイトにも襲いかかる
アオリイカが捕食するベイトは、自分の体の半分程度の大きさもものがほとんどですが、時には自分の倍近く大きいベイトに襲いかかることもあるようです。
特に新子のときには食欲が旺盛で、1日に捕食する量が自分の体の1/3以上になることも少なくありません。
また、アオリイカ同士で共食いすることもあると言われています。

大きくなるにつれて群れの数は減る

群れで回遊するアオリイカ

秋は新子がある程度の数で群れを作っていることが多いですが、成長するにつれて数が減っていき小さな群れになっていきます。

パンダマークは仲間への警戒信号
アオリイカは周りにいるほかのアオリイカに対して警戒を促すためにエンペラの部分に黒い斑点を出すと言われています。
逆に言うとアオリイカにパンダマークが出たときには、周りにほかのアオリイカがいるということになるので、期待して攻めてみましょう。

オスは情が厚くメスは薄情
アオリイカを釣っていて、先にメスが釣れるとオスが足元まで追いかけてくるのに対して、オスが先に釣れたときにはメスはすぐに見えなくなってしまいます。
もちろんどちらを先に釣るかなんて選ぶことはできませんが、メスが先に釣れた場合はあとにオスが釣れる可能性が高くなるのでは・・・?

オスとメスは模様で見分ける

アオリイカ オス・メス

アオリイカのオスとメスは体の模様の違いで見分けます。
オスは模様が線状なのに対してメスの模様は点状です。
また産卵期にペアでいる場合には大きさで見分けることも可能で、大きいほうがオスである可能性が高くなります。

好む海藻はアマモとホンダワラ

海藻 アマモの藻場

モイカと呼ばれるほど藻場を好むアオリイカですが、どんな藻でも好むわけではありません。
アオリイカが好む藻は主にアマモやホンダワラなど細長い海藻で、カジメなどはあまり好まないようです。

2つの移動手段を持つ

アオリイカの泳ぎ方

アオリイカが移動手段には2つの方法があります。
1.ヒレ(エンペラ)を使用して前後左右に移動する。
2.漏斗と呼ばれる体の部分を使い前後に素早く移動する。
普段は1.の方法で根や藻の影に隠れるようにしていて、エサを捕らえる際や天敵の襲われた場合には2.の手段を使います。

理由7.アオリイカのアタリを取れない

エギング アタリのとり方

エギングで「アタリの取り方が難しい」と思っているのはあなただけではありません。
多くのアングラーが同じように感じていて、特に経験の浅い人ほど難しと思っているようです。
アオリイカのアタリを取れないとアオリイカを釣ることはできません。

一般的なルアーフィッシングでは魚がルアーに喰いつくアタリが分かり安いのに対して、エギングではアオリイカが自分からカンナ(エギについているフック)にかかることはそう多くはありません。
そのため、エギングではアオリイカのアタリを感じ取ってアワセる必要があります。

改善策:アオリイカのアタリを取る3つの方法!

エギングで釣果を上げるためにはアオリイカのアタリを確実に感じ取ることが不可欠です。

そのために重要なのが「ラインを張り過ぎず緩め過ぎず」の状態を保つことです。
ラインを張りすぎた場合は、エギの頭が上を向いた状態でフォールしてしまうためアオリイカが抱きつきにくくなります。
また、逆にラインを緩めすぎると糸がたるんでしまいアタリがロッドまで伝わりません。

アオリイカのアタリの取り方には、

  1. ロッドでアタリを取る:ロッドの先端に重みを感じるか、逆に感じていたテンションが抜ける。
  2. ラインでアタリを取る:水面と接している部分やその付近のラインの状況が変化する。
  3. 指でアタリを取る:ロッドやラインでは分かりづらい小さなアタリは、道糸を手で持って直接振動を感じ取る。

の3つの方法があります。

ロッドに伝わる振動やラインの微妙な動きを見逃さず、確実にアワセを入れることが大切です。
また、確実なアタリでなくてもそれらしき反応が合ったときにはとりあえずアワセを入れてみましょう。
アタリならアオリイカがかかりますし、アタリでなかった場合でもエギはシャクリのときと同じような動きをするので、アオリイカにアピールすることができます。

まとめ

ここまで、エギングでアオリイカが釣れない理由と改善策について初心者の人にも解りやすく解説しました。

エギングでアオリイカが釣れない理由には、アオリイカが釣るためのポイント、釣れやすい時間帯などの海釣りの基本的なことや釣り方、アオリイカの特徴などエギングの基本的なことを知らないということがあります。

このページを読んでいただいたあなたはきっとエギングをマスターしてアオリイカを攻略することができるでしょう。

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