シーバスベイトロッドの選び方の解説と人気のロッドおすすめ13選!
シーバスゲームに使用するタックルは、スピニングタックルとベイトタックルの2つの種類がありますが、良く使われるのはスピニングタックルです。しかし、釣り場の状況や使用するルアーによっては、ベイトタックルの方が効果的な場合もあり、ベイトタックルでシーバスゲームを楽しむアングラーもたくさんいます。
ここでは、シーバスベイトロッドの選び方の解説と人気のロッドおすすめ13選を紹介します。
目 次
- シーバスベイトロッド
- おすすめのシーバベイトスロッド
- シマノ(SHIMANO) シーバス 18 ディアルーナ B76MH
- ダイワ ラブラックスAGS 77LMLB
- シマノ(SHIMANO) シーバス ロッド 18 ディアルーナ B86M
- ダイワ ラブラックス AGS 87MLB
- フィッシュマン ビームス クローラ FB−92L+
- Gcraft(ジークラフト) MONSTER STREAM (TR) MSB-892-TR
- シマノ エクスセンス インフィニティ B8061
- シマノ ロッド ルナミス B906ML LONG DISTANCE ALLROUND BAIT MODEL
- ダイワ(DAIWA) シーバスロッド ベイト レイジー ベイトキャスティングモデル 89MLB
- アブガルシア ソルティーステージKR-Xシーバス SXSC-902MMH-KR
- アブガルシア (Abu García) フレッシュ&ソルトウォーターロッド ベイト クロスフィールド(XROSSFIELD) XRFC-702M
- メガバス SHADOW XX SXX-80HC
- ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) バリスティック ベイト 810ML リバーカスタム NANO
- まとめ
シーバスベイトロッド
シーバスベイトロッドの選び方を解説する前に、ベイトタックルを使用するメリットについて紹介していきましょう。
シーバスベイトタックルを使用するメリット
シーバスゲームでは、一般的にスピニングタックルの方が多く使われますが、ベイトタックルを使うメリットもあります。
- ピンポイントショットが可能
ベイトタックルで使用するベイトリールは、サミングと呼ばれるテクニックを使うことで、飛距離を調整することが出来ます。そのため、ストラクチャー(障害物)の際や狭い隙間の奥などへのピンポイントショットが可能になります。
※サミングとは、キャスト時に親指でスプールを押さえて、スプールの回転スピードを調整したり、飛距離を調節したりすること。 - 風の影響を受けにくい
風の強い日は、スピニングタックルでキャストすると、ラインが風に流されて糸ふけが多く出てしまいます。それに対してベイトタックルでは、ラインに一定のテンションが掛かったまま出ていくので、風の影響で糸ふけが出るということがありません。 - 太いラインが扱いやすい
スピニングタックルに比べると、太いラインを使用しても飛距離が低下しません。 - 手返しが良い
ベイトタックルのリールは、キャスト時クラッチ操作をロッドを持っている手で操作することが出来るので、片手だけでキャストすることが出来ます。なのでスピニングタックルに比べると手返しが良くなります。 - 巻き取り力のロスがない
構造上、ベイトタックルはラインの方向と巻き取りの方向が同じため、巻き取り力のロスがありません。なので大型のシーバスとのファイトにも優位に対応することが出来ます。 - イメージ通りのルアーアクションをさせやすい
ベイトタックルはロッド操作をルアーに伝えやすく、イメージ通りのルアーアクションをさせやすいです。
このように状況に応じてベイトタックルを使用する方が
効果的な場合があります。
シーバスベイトロッドの選び方
シーバスベイトロッドは、陸っぱりとボートでは使用するロッドの長さが異なります。ベイトロッドを選ぶときは長さと硬さに留意します。
ロッドの長さ
シーバスベイトロッドの長さは、7~9ft(フィート)以上とさまざまで、釣り場の状況によって長さを決めるようにします。
ここで、釣り場の状況によるロッドの長さの目安を紹介しておきましょう。
釣り場の状況によるロッドの長さの目安
釣り場の状況 | ロッドの長さ |
小規模河川、ピンポイントショット、ボートゲームなど | 7ft台 |
河川、干潟など一般的なシーバスゲーム | 8ft台 |
ロングキャスト、足場が高いなど | 9ft台 |
陸っぱりでのロッドは、8.6ft前後、ボートゲームでのロッドは、7.6ft前後の長さがおすすめです。
ロッドの硬さ
シーバスベイトロッドの硬さは、ML~Hクラスまであります。
ロッドの硬さについてはこちらのページで詳しく説明していますので参考にしてください。
ここでは、ルアーの種類とロッドの硬さの目安について紹介しておきましょう。
ルアーの種類とロッドの硬さの目安
ルアーの種類 | ロッドの硬さ |
ワーム、小型ミノー、シンキングペンシルなど | ML |
ミノー、バイブレーション、メタルバイブレーションなど | M |
大型ミノー、ビッグベイト、スプーンなど | ML~H |
初めてのシーバスベイトロッドなら、オールマイティに使うことが出来る、MLかMの硬さのものがおすすめです。
おすすめのシーバベイトスロッド
ここからは、おすすめのシーバスベイトロッドを紹介します。
シマノ(SHIMANO) シーバス 18 ディアルーナ B76MH
- 全長(m):2.29
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):118.0
- 先径(mm):1.9
- 適合ルアーウェイト(g):12-65
- 適合ライン PE(号):1-3
- リールシート位置(mm):356
ビッグベイト&ビッグプラグ対応のベイトロッド。コノシロ、ボラ、落ちアユなどの大型サイズの餌を捕食しているシーンにマッチ。ショートバイトを弾きにくい適度な柔軟性を備えたティップと、50g越えのビッグベイトをフルキャストして太軸フックを貫通できるフッキング性能を備えた強靭なバットパワーを両立させるため、センターカット2ピース並継設計を採用。河川、港湾、ボートなどからのランカーシーバス攻略で活躍するアイテムです。
ダイワ ラブラックスAGS 77LMLB
- 全長(m):2.31 / 仕舞寸法(cm):120
- 継数(本):2
- 標準自重(g):120
- 先径(mm):1.7 / 元径(mm):10.4
- ルアー重量(g):7-35
- ラインPE(号):0.6-1.5
ネジレ防止の最適構造「X45」、高感度を実現するアンサンドマイクロピッチブランク、軽量で高感度なエアホールドシートなど、ダイワ最上位機種に肉迫するスペックを誇る。充実の性能に加えてダイワ独自のテクノロジー『AGS(エアガイドシステム)』を採用。軽量化・キャスタビリティ・キャストアキュラシー・感度の向上という点において多くのアングラーから支持されている革命的なガイドテクノロジーにより、総合的なパフォーマンスがさらに進化している。ベイトモデルは河川・湾奥に最適なラインナップ。
シマノ(SHIMANO) シーバス ロッド 18 ディアルーナ B86M
- 全長(m):2.59
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):133.3
- 先径(mm):1.8
- 適合ルアーウェイト(g):10-45
- 適合ライン PE(号):0.8-2.5
- リールシート位置(mm):356
パワー重視のベイトロッド。9~17cmクラスのミノー、30g超のバイブレーション、小型ビックベイトなど、比較的重めのルアーまでをフルキャストでき、魚のバイトを弾かずにしなやかに追従するティップと、ランカーシーバスの引きに負けないバットパワーを両立。バイブレーションの高速巻きやリフト&フォールのパターンや、コノシロ、落ちアユ、大型サヨリなどの大型ベイトパターン、ストラクチャー周りのパワーファイトで活躍するアイテムです。
ダイワ ラブラックス AGS 87MLB
- 全長(m):2.62 / 仕舞寸法(cm):136
- 継数(本):2
- 自重(g):128
- 先径(mm):1.4 / 元径(mm):11.4
- ルアー重量(g):7-35
- ラインPE(号):0.6-1.5
日本各地の多様なフィールドでシーバスを攻略するために生み出された専用ロッド「ラブラックス」。充実の性能に加えてダイワ独自のテクノロジー「AGS(エアガイドシステム)」を採用。軽量化・キャスタビリティ・キャストアキュラシー・感度の向上という点において多くのアングラーから支持されている革命的なガイドテクノロジーにより、総合的なパフォーマンスがさらに進化している。
フィッシュマン ビームス クローラ FB−92L+
- 全長:279cm(9フィート2インチ)
- マテリアル:4軸カーボン
- ガイド:Kガイドチタン+ステン
- 自重:236g
- 継数:3ピース
L+(エルプラス)シリーズの最長レングス9.2ft。大河や湖、サーフ、干潟などで軽めのルアーを遠くにアプローチすることに長けたブランクス。6.6ft同様、テイクバック時には激しく曲がるが収束は早いので遠くのピンを狙う釣りにも向いている。そしてよく曲がる長尺ロッドでありながら、根元から7割弱の位置で魚を止めるために芯を入れた。その芯はテイクバック時に強い負荷を掛ければ曲げることも可能で、強いセクションを曲げれるということは、強い押し出しができることにもなるので、さらに遠くに飛ぶというメカニズムだ。
Gcraft(ジークラフト) MONSTER STREAM (TR) MSB-892-TR
- LENGTH(f):8’9″
- SEC(pes):2
- LINE MAX/BEST:PE2.0/1.5
厳密にはティップ先端付近はベイトの方が硬く、バットは曲がる位置を下げている。つまり、シャキシャキの胴調子。胴調子とだけ書くと「ん、ダルイのか?」と思うかもしれないが、それは違う。要は、バットがパンパンだとキャスティングが全然楽しくない為、ベストルアーウエイトの18gミノーをフルキャストすると、硬めに設定したティップが、即座にバットへ移行し、しっかり曲がり、反発するように設計している。ルアー・ライン・ロッド・リール・ノブ、これらが連れてくる感度情報の全てが「手の中」にあるベイトは、スピニングとは別世界の操作性を体感できる。
シマノ エクスセンス インフィニティ B8061
- 全長(m):2.59
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):133.2
- 自重(g):120
- 先径/元径(mm):1.6/14.5
- 適合ルアーウェイト(g):6~38
- 適合ラインPE(号):0.8~2.5
あらゆる性能を徹底的に研ぎ澄ましたエクスセンス∞が、成熟するシーバスゲームに新たな革命を起こす。スムーズで滑らかなフルキャストを実現! ベイトゲームに特化したレギュラーテーパー設計を採用。大型ミノーから30gを超えるブレードベイトやバイブレーション、小型のビックベイトまでフルキャスト可能。リフト&フォールを軽快に操作できるレスポンスとランカーシーバスに負けない強靱なバットパワーを兼備する。
シマノ ロッド ルナミス B906ML LONG DISTANCE ALLROUND BAIT MODEL
- 全長:2.90m
- 継数:2本
- 仕舞:148.3cm
- 先径:1.6mm
- 元径:11.2mm
- 適合ルアーウェイト:8-32g
- 適合PEライン:0.8-2.0号
遠投性能、操作性、感度、パワーといったシーバスゲームに求められる要素を高次元に満たしたオールラウンドモデル。ミノーやシンキングペンシル、1オンスクラスのバイブレーションやブレードベイト、ライトなメタルジグなど様々なルアーに対応。港湾、沖堤、サーフ、干潟とあらゆるフィールドで活躍できる基本性能に優れたアイテムです
ダイワ(DAIWA) シーバスロッド ベイト レイジー ベイトキャスティングモデル 89MLB
- 全長(m):2.67 / 仕舞(cm):138
- 継数(本):2 / 自重(g):125
- 先径/元経(mm):1.7/11.9
- ルアー重量(g):7~35
港湾部の中規模運河から、河川の河口部、漁港などで幅広く活躍するベイトモデル。8~12cm前後のミノー、バイブレーションを精度よくキャストできるのはもちろん、流れにルアーを流していくドリフトにも最適。ベイトリールと相性抜群の強いバットにより、大物もしっかりと寄せる。反発力を最適に設定したことで、バックラッシュを大幅に解消。
アブガルシア ソルティーステージKR-Xシーバス SXSC-902MMH-KR
- 全長:9’0″
- 仕舞寸法:140.5cm
- 標準自重:182g
- 先径/元径:1.7mm/11.3mm
- 適合ライン:PE1号-2号 / 適合ルアー:8-45g
- カーボン含有率:98%
ジャスト9フィートのロングアドバンテージのベイトモデル。
使用頻度が一番高い12g前後のルアーをベースとしながら1oz以上のバイブレーションもキャスト可能。橋脚周りやシェード狙いなどの小場所のピンスポット狙いから、干潟のウェーディングや河口、沖堤防などの大場所、磯場まで視野に入れたオールラウンドモデル!独自のガイドシステムと感度重視のセンターコルクグリップ仕様で、潮流の変化、ベイトの存在、シーバスの気配さえ伝えてくれる高感度を実現。
アブガルシア (Abu García) フレッシュ&ソルトウォーターロッド ベイト クロスフィールド(XROSSFIELD) XRFC-702M
- 全長:7’0″仕舞寸法:109.5cm標準自重:122gTOPガイドSIC仕様
- PEライン対応富士ニューコンセプトガイド適用Xカーボンラッピングテープ適合ルアー:3.5-24g対応ライン(PE):0.8-1.5
- 使用素材:カーボン98%グラス2%テーパー/レギュラーファースト製法:チューブラー
- ベイトリール専用
ビギナーにとっては、ロッドの種類が多すぎて、ルアー釣りを始めてみたいけど何を選択して良いのか分からない、全部買い揃えるのは大変、といった悩みも出てきました。「クロスフィールド」は、現代のロッド技術を活かし、専門ロッドの機能を持たせながら、これ1本で様々なフィールド・釣り方・ターゲット魚種を狙える、ルアー釣りを始めるにはもってこいのオールラウンドなロッドです。
メガバス SHADOW XX SXX-80HC
- Lure.Capa : Max 70g
- Line.Capa : Max3.0PE.
- Section : Telescopic
ビッグベイトゲームに対応したベイトキャスティングモデル。ルアーの自重をロッド全体に乗せ、圧倒的なトルクを発揮する高弾性シャフト特性により、ロングキャスタビリティを実現。オールダブルフットガイド仕様で、強度と剛性をアップしました。ロッドを極限まで絞り込んでもなお発揮されるハイトルクとパワーで、モンスターシーバスに怯むことなく立ち向かえます。
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) バリスティック ベイト 810ML リバーカスタム NANO
- 全長(mm):2695
- 自重(g):134
- 継数/仕舞寸法:2pcs/1375mm
- 対応ルアー(g):7~32
- 対応ライン PE(号):0.8~1.5
- カーボン含有率(%):99.8
- ジョイント:印籠継
RCはリバーカスタムの略で、河川の中流域から上流域における流れの攻略とピンポイント撃ちに特化したスペシャルモデル。適度に弾力を持たせたブランクは小さなモーションでトラブルレスなキャストを可能にし、オーバーハングしたブッシュ下に滑り込ませるような高精度キャストも自在におこなえます。また、NANOブランクの特性をフルに発揮して遠投性能も十分です。徹底的にこだわったのはベリーからバットへのパワー移行バランスで、流れの中にルアーを通し、魚を引き出すという一連の流れもスムーズにおこなえます。
以上ここまでおすすめのシーバスベイトロッドを紹介しました。
まとめ
ここまで、シーバスベイトロッドの選び方の解説と、おすすめのロッド13選を紹介しました。
初心者のひとには、スピニングタックルのほうが扱いやすいと思いますが、シーバスゲームを楽しんでいるうちに、ベイトタックルもやってみたいと思うこともあるでしょう。
そんなときのために、シーバスベイトロッドの豆知識として覚えておくのもいいでしょう。
機会があったらぜひベイトタックルでもシーバスゲームを楽しんでみてください。
シーバスルアー釣り初心者の人はこちらのページから読んでいくと良いですよ。