メバル攻略!夜釣りで大型を狙う電気ウキ釣り仕掛けとエサを徹底解説
メバルは、美味しい魚として知られていますが、海釣りのターゲットとしても人気が高い魚です。
メバルを狙う釣り方には、ブッコミ釣り、エビ撒き釣り、ウキ釣りなどのエサ釣りとプラグやワームなどのルアーを使うメバリングがあります。
ここでは、たくさんあるメバルの釣り方の中から大型メバルを攻略するための電気ウキ釣りの仕掛けとエサについて解説します。
目 次
メバルの電気ウキ釣りについて
メバルのエサ釣りにはいろいろな釣り方がありますが、中でも大物が狙えるのが電気ウキ釣りです。
メバルは本来夜行性の魚で夜になると活動が活発になります。
エサを捕食するために浅場に出て来たり、中層や表層まで浮いて来ることも。
夜になって盛んにエサを捕食する大型メバルは、電気ウキ釣りで釣るのが一番です。
メバルは1年を通して釣れますが、ベストシーズンは晩秋から春にかけてで、特に春はメバルの旬な時期でもあり、釣って美味しく食べるといったようにダブルで楽しむことができます。
電気ウキ釣りのタックルと仕掛け
この動画では、メバルの電気ウキ仕掛けの作り方と実際のメバル釣りを見ることができます。
電気ウキ釣りのタックル
メバルの電気ウキ釣りに必要な仕掛けは、
- 竿:磯竿・小継堤防竿1~1.5号(3~4・5m)前後(またはメバル専用竿6~8m)
- リール:小型スピニングリール
- 道糸:ナイロンライン2~3号
などです。
特に難しい道具は必要ないのですが、それぞれについておすすめのものを紹介しておきましょう。
ダイワ 磯竿 スピニング リバティクラブ 磯風 2-45・K 釣り竿
- ロッド(釣り竿)タイプ:磯竿 スピニング
- 全長:4.46m
- 仕舞:101cm
- 継数:5本
- 自重:170g
- 先径:1.2mm
- 元径:18.1mm
- 錘負荷:2-6号
対応ハリス(ナイロン):2-5号 - ステンレスリールシート
- 衝撃に強いハードガイド
シマノ リール スピニングリール 18 ネクサーブ 2500 ナイロン 2.5号糸付 150m
- ギア比:5
- 最大ドラグ力(kg):4
- スプール寸法(径/ストローク)(mm):45/14.5
- ナイロン糸巻量(号-m):2-170、2.5-150、3-120
- フロロ糸巻量(号-m):2-140、2.5-125、3-100
- PE糸巻量(号-m):1-320、1.2-220、1.5-160
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):71
- ハンドル長(mm):55
- クラスを超えた高級感。
使える軽量スマートモデル。
ライントラブルを抑制するAR-Cスプールを搭載し、淡水、海水などフィールドを問わず使える汎用性を追求。
このクラスでは例のない高輝度の塗装をはじめ、高級感を演出するメッキパーツをふんだんに使用。
さらにスプールには飾り穴加工を施すことでスタイリッシュな印象を高めた軽快スマートモデル。
電気ウキ釣りの仕掛け
ここからは電気ウキ仕掛けの自作方法について解説していきましょう。
電気ウキ釣りの自作仕掛けに必要な道具は、(上の方から)
- ウキ止め:ウキがこれ以上上がらないよう止めるもの。
- シモリ玉:ウキ止めだけではウキが通り抜けてしまうので、ウキをウキ止めで止める役目をするもの。
- 電気ウキ:ウキの上部に電球がセットされていて夜でもウキが見やすくなっているもの。
- からまん棒:からまん棒は、ウキとハリスが絡まないようにする道具でオモリとの間隔をウキの長さより長くすることでウキがオモリと接触して破損することを防いでくれる。
- オモリ:オモリの重さによってウキの状態を調整します。
- サルカン:仕掛けが回転してもラインやハリスが撚れるのを防いでくれます。
- ハリス:ハリスに使用するラインは主にナイロンラインとフロロカーボンラインです。
ナイロンラインは、フロロカーボンラインに比べると価格が安いというメリットがありますが、伸びがあるためアタリが取りにくいというデメリットがあります。
フロロカーボンラインは、根ズレや魚の歯などによる擦れに強くくれにくいという特徴があります。また、比重が高いので仕掛けが潮に馴染みやすくウキ釣りのハリスに適しています。 - 釣り針:メバル釣り用の針は各メーカーからいいろいろなものが販売されています。
メバルの電気ウキ釣り仕掛け
メバルの電気ウキ釣り仕掛けを自分で作りたい人のために、仕掛けの自作方法をイラストを使って解りやすく解説しましょう。
電気ウキ釣り仕掛け自作方法
1.道糸にウキ止め糸を結ぶ
ウキ止め糸は専用の糸を使いましょう。
おすすめのウキ止め糸はこちら
オーナー(OWNER) ウキ止メウーリー ピンク 81111
2.シモリ玉に道糸を通す
シモリ玉に道糸を通します。
おすすめのシモリ玉はこちら
ヨーヅリ(YO-ZURI) 雑品・小物: スーパーシモリ玉 M
3.道糸に電気ウキをセットする
道糸に電気ウキをセットします。
おすすめの電気ウキはこちら
4.ウキ下にからまん棒を取り付ける
ウキ下にからまん棒を取り付けます。
(からまん棒はウキとラインやハリスがマラムのを防いでくれる道具です)
おすすめのからまん棒はこちら
フカセ からまん棒 徳用 夢磯オリジナルお得パック / ウキゴム (オレンジ)
5.オモリに道糸を通す
電気ウキに合った中通しオモリの穴に道糸を通します。
おすすめの中通しオモリはこちら
6.道糸の端にサルカンを結ぶ
道糸の端にサルカンを結びます。
おすすめのサルカンはこちら
スイベル ベアリング サルカン 高強度ステンレス製 釣り糸コネクター 6サイズ 徳用パック 60ケ入り (7)
7.サルカンの先にハリスを結ぶ
サルカンの先にハリスを結びます。
おすすめのハリスはこちら
デュエル(DUEL) ライン(フロロカーボン): HDカーボンプロ100S 1号 : クリアー
8.ハリスにハリを結ぶ
ハリスの先にハリを結びつけます。
おすすめのハリはこちら
がまかつ(Gamakatsu) メバル専用 フック 白 8号 釣り針
9.メバル電気ウキ釣り仕掛け完成
仕掛け作りが完成したら、からまん棒の位置を電気ウキがオモリにぶつからないところまで移動して調整します。
おすすめの釣り用 仕掛け 一式 セット
Daisybee 釣り用 仕掛け 一式 セット 収納 ケース付 釣り針 オモリ ウキ ゴム サルカン
以上、メバル電気ウキ釣りの仕掛けの作り方について解説しました。
ぜひ、自作の仕掛けで大物メバルを釣り上げて下さい。
サルカンの結び方についてはこちらを参考にして下さい。
釣り針の結び方についてはこちらを参考にして下さい。
おすすめの電気ウキ釣り仕掛けセット
前項では、メバル電気ウキ釣り仕掛けの作り方について解説しましたが、ここからは市販されているおすすめのメバル電気ウキ釣り仕掛けセットを紹介していきます。
がまかつ HU103波止ウキワンタッチメバル・アジ仕掛8号-ハリス0.8
- 入本数:2
- 号数:8号
- ハリス0.8
- ワンタッチシリーズの波止メバル、アジ仕掛です。
- メバル王 使用 2本鈎 全長90cm 道糸5m付
ガルツ(gartz) LED電気ウキ GD-05セット 3B
- 浮力: 3B
- 外径/全長:φ19.3mmx148mm
- ハリス: 1.5号
- チヌ鈎: 2号
- 電池別売りリチウム電池BR435 1本
- 予備鈎: 2セット付き
- 半遊動仕掛け
- 結びは1回!完全仕掛!
冨士灯器 爆釣!メバル夜釣り仕掛けセット タイプLL
- セット内容:電気ウキ、リチウム電池、メバル用仕掛け(2本針)×2、割りビシオモリ×2、ウキゴム×2
- 付属電気ウキ:FF-4(適合オモリ/大大)
- 適合道糸サイズ:2~3号
- メバル特有のアタリをしっかりと伝える夜釣り仕掛けセットです!
以上、おすすめのメバル電気ウキ釣り仕掛けセットを紹介しました。
メバル電気ウキ釣りのエサ
メバルの電気ウキ釣りのエサは、
- アオイソメ
- シラサエビ
の2つが定番です。
アオイソメ
アオイソメは、ほとんどの魚に有効な虫エサで、どこの地域でも容易に手に入れることができます。
また、価格も安いのでよく使われる万能エサです。
アオイソメの付け方
アオイソメの付け方には、
- チョン掛け:頭の固い部分にハリをチョンとかける刺し方で、1匹まるごとつけで活発な動きでアピールします。
- 通し刺し:アオイソメの口から刺して針先が少し出るていどまで刺して、針先を少し出します。
- 房掛け:1匹まるごとまたは数センチに切ったものを3~4本針に刺します。
- 縫い刺し:アオイソメの体を張りで縫うように刺します。
などがあります。
アオイソメなどを手で掴むのが苦手な人には、アオイソメを掴む専用の道具があるので利用するといいでしょう。
シラサエビ
シラサエビもアオイソメと並んでメバルの電気ウキ釣りの定番のエサです。
生きているエビのうごきがメバルの食性本能を刺激して捕食を誘います。
シラサエビが手に入らない地域では、オキアミを代用してもいいようです。
オキアミを使用する場合は、冷凍ブロックのものではなく刺し餌用のものがおすすめです。
シラサエビの付け方
メバルの電気釣りのエサにシラサエビを使うには元気の良いものを使うことが大事です。
エビが弱わらないハリの刺し方は、
- チョン掛け:尻尾の先端あたりにハリを刺す掛け方で、エビへのダメージが小さいところへ刺すようにします。
- ホオ掛け:ホオ掛けのメリットは、直接身を刺さないことです。
殻の部分を出すだけなのでエビに与えるダメージが小さく、海中でも長く生かしておくことができます。 - 鼻掛け:鼻がけのメリットは、仕掛けが馴染んだときにエビの頭が上になるのでより自然な状態になるということです。
ただし、ハリを刺すときに脳に傷をつけてしまうとエビが即死してしまうのでハリを刺すときは注意が必要です。 - 通し刺し:通し刺しは、シラサエビの生き餌さではあまり用いられない刺し方です。
エビの身が傷ついてしまいすぐに弱ってしまうことが多くなります。
オキアミなどのではよく使われる刺し方です。
などがあります。
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メバル電気ウキ釣りの釣り方
この動画では、メバルの電気ウキ釣りの仕掛けや釣り方について解説しています。
ここからは、メバルの電気ウキ釣りの釣り方について解説していきます。
メバルの電気ウキ釣りの狙い目は岸壁の際と流れの際
電気ウキで狙うメバル釣りのポイントは、障害物の周りと流れの際です。
水深のある防波堤では岸壁の際も狙い目のポイント。
また、流れが緩んでいるようなところも狙い目で、流れに乗せてウキを流す釣り方が効果的です。
タナはこまめにチェック
日中や海が荒れているような日は海底付近に見を潜めていること多いメバルですが、ナギの日の夕マズメ(夕方)ころになるとエサを求めて中層から表層付近まで浮いて来ます。
そのため、ウキ下のセッティングは短めから初めて、ウキ下の長さをこまめに調整しながら釣れるタナを探っていきましょう。
状況によっては誘いをかける
メバルは動くものに興味示す魚です。
そのため、アオイソメやシラサエビなど動くものが有効なエサになります。
あまりアタリがないようなときには、エサを動かして誘いをかけることも効果的です。
ゆっくり竿を持ち上げたり、岸壁に沿ってウキをゆっくり引いたりするとメバルが食いつくこともあります。
まとめ
ここまで、大型メバル攻略するために電気ウキ釣りの仕掛けとエサ、釣り方について解説しました。
メバルは、美味しいことで知られていて、釣りのターゲットとしても人気の魚です。
メバル釣りでは、メバリングと呼ばれるルアー釣りも人気の釣りですが、大物が狙えるメバルの電気ウキ釣りも楽しい釣りです。
ぜひ電気ウキ釣りで、大型のメバルを攻略して下さい。
メバルをルアーで狙うメバリングについてはこちらのページを御覧ください。