【ショアジギング・アクション講座】8つのジグアクション徹底解説!
「ショアジギングは釣れない」と言う人がいますが、なぜ釣れないのでしょうか?
釣れない理由はいろいろあるでしょうが、自分で簡単に改善できることは釣り方です。
ショアジギングは基本アクションだけでも魚を釣ることができますが、より釣果をあげるためにさまざまなアクションで魚にアピールすることが大切です。
ここでは、ショアジギングでよく釣れるアクション(ジグのしゃくり方)について初心者の人でも簡単にできるよう解説していきます。
「ショアジギングは釣れない」なんて言わないで、大物をゲットできるよう頑張ってみて下さい。
目 次
ショアジギングについて
この動画では、ショアジギングの釣り方について見ることができます。
海のルアー釣りには、メタルジグと呼ばれるルアーを使って魚を釣るジギングという釣り方があります。
メタルジグは、金属を素材にしてベイトと呼ばれる大型魚のエサになる小魚に似た形状になっていルアーで、弱った小魚やパニックに陥った小魚のような動きをさせて大型魚に食いつかせるルアーです。
ジギングには、船に乗っての沖釣りや沖磯に渡ってのジギングと陸地からルアーを投げるショアジギングがあります。
ショアジギングは、堤防や地磯、サーフ、河口など誰でも簡単に行ける釣り場で、ベイトフィッシュと呼ばれる小魚などをエサにする中型から大型の魚を狙うことができる人気の高い釣りです。
ショアジギングの8つのジグアクションとは
船に乗ってのジギングと違って、ショアジギングは陸地からキャストしたルアーで、狙う魚にアピールするアクションをさせる必要があります。
ここからは、ショアジギングでよく釣れるジグアクションを紹介しましょう。
ショアジギングでよく釣れる8つのジグアクションは、
- フリーフォール:ルアーをキャストしたら、狙うレンジ(水深)までルアーを沈ませるアクションで、ラインにテンションをかけずにルアーを自由に落とす
- テンションフォール:フリフォールトは逆に、ルアーをキャストしたあとリールからラインが出るのを止めて、ラインを張った上帝でルアーを落とす
- リトリーブ:リールを一定の速さで巻い(タダ巻き)て、ルアーを引っ張るアクション
- 高速リトリーブ:リールを高速で巻いてルアーを速いスピードで泳がせる
- ストップ アンド ゴー:リトリーブでリールを2~5回転巻いたら一瞬巻くのを止める
- ジャカジャカ巻き:高速リトリーブしながらロッドを上下させる
- ワンピッチジャーク:一定のリズムでロッドを上下させながらリールを巻く
- ロングジャーク:ロッドを上または横に大きくシャクった後にロッドを戻しながらリールを巻く
ショアジギングでよく釣れるジグアクションにはこのようなものがありますが、釣り場の状況や狙う魚の活性状況によって、その日、その時間帯の釣れるアクションパターンが決まっていることもあるので、釣果をだすにはさまざまなアクションを組み合わせてアピールすることが大切です。
そのためには、まず基本的アクションをマスターすることが必要です。
フリーフォール
ショアジギングでは、キャストしたルアーをフォール(落ちる)させているときに食いついてくることがよくあリます。
なので、フォールアクションのときにも集中していることが大事です。
フォールアクションには、
- フリーフォール
- テンションフォール
の2つの種類があります。
フリーフォールは、ラインに負荷をかけないでルアーを自由に落とす技術です。
スピニングリールではベールを開けたままの状態、ベイトリールではクラッチを切ったままの状態で、ラインを送り出しながらルアーを落としていきます。
ルアーのフォール中は、リールのスプールの縁を指で触るフェザーリングをすることが大事になります。
フェザーリングは、ラインが出すぎて当たりによるラインの変化やルアーの着底がわからなくなるのを防ぐためのもので、ルアーの重みでラインが出るのを確認するためのものでもあります。
フリーフォールにおすすめのメタルジグ
パームス スローブラットキャスト オーバル
- サイズ:73mm
- 重量:40g
- カラー:ゼブラレッドゴールド
- 軽量金属Zライトメタルとオーバルな扁平形状で超スローフォール対応
- 比重の小さい新素材Zライトメタルの採用とともに、ディンプル構造とVシェイプの融合が、安定したスローフォールと、ロッドワークに対するレスポンスを実現しました。
- 水深が比較的浅いサーフを始め、急深なロックショアや堤防でもその立ち上がりの早さと、スローなフォールがダイレクトにターゲットを攻め抜きます。
テンションフォール
テンションフォールは、フリーフォールるとは逆にラインに負荷をかけて張りながらルアーを落とす技術です。
ルアーが着水したらリールからラインが出ないようにスピニングリールではベールを戻した状態、ベイトリールではクラッチを繋いだ状態にしてルアーを落としていきます。
テンションフォールでは、ルアーはカーブを描いて落ちていくのでカーブフォールとも呼ばれています。
フリーフォールにおすすめのメタルジグ
オーナー 撃投ジグ レベル
- 重量:40g
- カラー:ピンク
- レベルの目指したものはタメのきく水平フォール。
- スローなジグ操作で真価を発揮します。
- 全てが鈍くなるのがショアの釣り。だからこそ諦めずに、繊細な操作を極めたいと思う。タメのきく、フロントウェイトジグ「レベル」こいつなら、またひとつ新しい世界が拓ける事は、間違いありません。
リトリーブ(ただ巻き)
リトリーブ(ただ巻き)は、リールを巻いてルアーを泳がせる動作を言います。
ほとんどのルアーは、リトリーブだけでベイト(小魚)のような動きで泳いでくれます。
ただ巻きと言うと「超簡単!」と思う人もいるかも知れませんが、ルアーアクションの基本となる重要な動作です。
リトリーブで大切なことは、レンジ(深さ)と速さを一定に保って泳がせることで、このリトリーブが上手くできないために釣果が出ないアングラーも多いようです。
リトリーブにおすすめのメタルジグ
メジャークラフト ジグパラ ショート JPS
- 重量:40g
- ライブイワシ(リアルプリント)
- フロントフック:伊勢尼#13相当
- リアトレブル #4相当
- 日本製フック搭載
高速リトリーブ
高速リトリーブは、読んだ通り高速でリールを巻く動作で、ターゲットの活性が高いときに効果的なアクションです。
高速リトリーブを続けているとルアーが表層に上がってしまうので、高速と言ってもリールを巻くスピードは調整する必要があります。
また、しばらく巻いたらフリーフォールまたはテンションフォールでレンジを調整するのもいいでしょう。
高速フリーフォールにおすすめのメタルジグ
ゼスタ メタルジグ アフターバーナー フルアームド
- 自重:40g
- ライントラブルを激減させるボールベアリングスイベルにフロントフックに掛かりとホールド性の高い小鯛針に吸い込みの良いティンセルを装着したアシストフックをセット。
- リアにはカルティバ製トリプルフックST-46をセット。
- 完全武装したフルアームドシステムでストレスのない快適なショアジギングを約束する。
ストップ アンド ゴー
ストップ アンド ゴーとは、リトリーブで2~5回転リールを巻いたら一瞬リールを巻くのを止め、またすぐにリトリーブするという操作を繰り返すアクションです。
リールを巻くのを止めてルアーの動きが止まったときに魚が食いつくことが多く、特にヒラメやマゴチなどフラットフィッシュを狙うときには効果的なアクションです。
ストップ アンド ゴーにおすすめのメタルジグ
オーナー 投技ジグ 40g
- サイズ:106mm
- 重量:40g
- 撃投の基本機能を完全導入。「飛距離」「衝撃への耐久コーティング」「曲線的なアクション」すべて撃投から完全フィードバック。
- 巻くだけでバイトを得られるワケは専用デザインにあり、ただ巻きとはいえハンドル回転運動で発生したロッドアクションは実は微弱な「ストップアンドゴー」です。
- その挙動を利用したミノーライクな「低刺激性ローリングアクション」を自動的に生み出します。投げ続けても、魚がスレません。
- ジグを活かすフックシステムは命です。1十分な強度と、じゃれつく魚を一瞬で掛ける鋭敏さ。低水圧徹底仕様。
- 根掛かり減少「フック反転用フラッシャー」
- リング幹部は手巻き固定で弛みゼロ。魚が触れれば掛かります。
ジャカジャカ巻き
ジャカジャカ巻きは、リールを巻きながらロッドを上下に小さく動かす操作で、ロッドの動きとリールを巻くタイミングをずらして、ルアーに不規則な動きをさせるように操作します。
ジャカジャカ巻きのアクションでは、ルアーが小魚がパニックになったような動きをしてターゲットを誘います。
ジャカジャカ巻きにおすすめのメタルジグ
シャウト! メタルジグ 199RA シャウト レイズ 40g
- ウエイト: 40g
- カラー#: 33 I イワシ
- タダ巻き・ジャカジャカ巻き・ワンピッチ等のショアジギングの基本となる誘い《全てに》対応する究極の万能バーサタイルジグ!
- 青物・シーバス・根魚・メッキ・カマス等、あらゆるフィッシュイーターに!
- センターバランス・デルタフォルム:タダ巻き時のウォブリングアクション!
- ジャーク時のイレギュラーダート!
- ジャーク後のホバリング!
ワンピッチジャーク
ワンピッチジャークとは、ロッドを1回シャクった後、元の位置に戻しながらリールのハンドルを1回転巻くという操作で、テンポよく行うことが上手くできるコツになります。
ロッドのシャクリ幅は、リール1回転で巻き取れるラインの長さと同じくらいが理想です。
ワンピッチジャークを続けているとルアーが表層に上がってしまうので、3~5回行ったらフリーフォールやテンションフォールでレンジを調整することも必要になります。
ワンピッチジャークにおすすめのメタルジグ
OHF メタルジグ セット
- メタルジグのセット ブリ ワラサ タチウオ 釣りなどに最適な商品です。
- ジギング 始めたいけど何買おうか迷っている方にぴったり!
- ロストを気にせずガンガン攻めることが出来ます。
- ボトムはからトップまでタダ巻OK! キラキラアピールでシーバスを狂わす!
- 仲の良い仲間を誘って 海釣り に行こう!
- セット でお買い得 仲間とシェアして仲良く使おう。
- ブランド国産ルアーは高すぎる! 岩礁の隙間の大物退治したいけどルアーが何個あっても足りない!という方にピッタリの商品です
- アシストフック 付きだから狙った獲物は逃さない!
ロングジャーク
ロングジャークは、ロッドを大きくシャクった後にフリーフォールまたはテンションフォールでターゲットにアピールして誘います。
ロングジャークは、ルアーが大きな動きで魚にアピールするので、魚の活性が低いときなどに効果的なアクションです。
ロングジャークにおすすめのメタルジグ
Eternal Wings メタルジグ 5個セット
- カラー:5色
- 長さ:14.5cm
- 重量:約100g
- ターゲットを魅了するフォール姿勢と、ホロの強烈なフラッシングでバイトチャンスを広げ ます。
- カラーアピールに優れゆっくりとしたフォーリング速度を生み出す。
- センターバランスと左右非対称ボディが生み出すトリッキーな動きが大物に口を使わせます 。
- 使い方はシンプルに「巻いて落とす」だけ。誰にでも簡単に使いこなすことができるのが特 徴です。
- 底取りの良いフォールスピード重視の形状でありながら、絶妙なスライドアクショ ンで食わせの間を生み出してくれるので、特に難しいアクションを加えなくとも、十分な釣 果をもたらしてくれるでしょう。
まとめ
ここまで、ショアジギングで効果的な8つのジグアクションについて解説しました。
ショアジギングで釣果をあげるには、ここで紹介したアクションを組み合わせながらさまざまなアクションでターゲットにアピールすることが大切です。
また、釣れないからといって諦めずに、「ジギングを楽しむ」という気持ちで必ず釣れるはずです。
気軽にできるショアジギングをもっと楽しみましょう!
魚の活性が低いときに有効な「ショアスロージギング」という釣り方もありますので、ぜひ参考にして下さい。