ショアジギング用メタルジグおすすめ10選!『遠投性と操作性を重視』
近年、若い人の間で人気になっている釣りの「ショアジギング」。
ショアジギングは、メタルジグと呼ばれるルアーを使って、堤防や砂浜などからブリやヒラメなどの大型魚を狙う釣りです。
初心者でも手軽にできる釣りで、初めての人でもタイミングが合えば大物を釣り上げることができます。
ショアジギングに使うメタルジグは、鉛や鉄などの金属でできているルアーで、各メーカーから様々なタイプのものが発売されいます。
ここでは、ショアジギングで重要な遠投性と操作性を重視して厳選したおすすめのメタルジグを紹介します。
目 次
ショアジギングについて
ショアジギングとは、ショア(岸)からジグと呼ばれるルアーをキャスト(投げ込む)してブリやヒラメなどの大型魚を狙う釣りです。
ショアジギングで大型魚を狙うためには、タックル(ロッド、リール、ライン)とメタルジグ(金属でできているルアー)が必要になります。
ショアジギングのタックルとショアジギングで釣れる大型魚についてはこちらを御覧ください。
メタルジグ
ショアジギングで使用するのは、メタルジグと呼ばれるルアーです。
メタルジグは、金属でできていてベイト(エサになる小魚)のような形状をしています。
また、メタルジグの大きさ(重さ)によって3つのカテゴリに分けることができます。
スーパーライトショアジギング
ショアジギングの中でも最も軽いジグを使うスーパライトショアジギング。
ジグの重さは、1~20g程度のものを使用して、アジやメバル、カサゴなどいろいろな魚種を狙うショアジギングです。
ライトショアジギング
ライトショアジギングは、ジグの重さが20~40g程度も使用するショアジギングで、中型の青物やロックフィッシュ(根魚)、シーバス、ヒラメなどを狙うことができます。
ショアジギング
ショアジギングは、ジグの重さが40~80g程度のものを使用して、大型の青物やロックフィッシュ、シーバス、ヒラメなどを狙います。
メタルジグの種類
メタルジグはどれも同じように見えますが、形状のや目的、材料などの違いによってざまざまな種類のものがあります。
ここからは、分類とその特徴について解説していきます。
基本的な形状による分類
メタルジグには基本的な形状として4つのタイプがあります。
スリムタイプ
スリムタイプは、細身の形状をしたメタルジグです。
空気抵抗が少ないため最も飛距離を出しやすいタイプです。
また、水の抵抗も受けにくいのでフォールスピードが早く、早い動きに反応するぶりなどの青物に効果的なタイプです。
標準タイプ
標準タイプは最も一般的な形状をしたメタルジグです。
飛距離やフォールスピードは、スリムタイプとスロータイプの中間でどんな状況でも使えるオールマイティ-なタイプです。
スロータイプ
スロータイプは、ほかのタイプに比べると平べったくい形状のメタルジグです。
飛距離がでにくい形ですが、その分フォールスピードがゆっくりなので、早く泳げないターゲットに有効なルアーです。
また、活性の低い青物やヒラメ、マゴチのフラットフィッシュを狙うときに効果的なタイプです。
専用メタルジグ
専用メタルジグとは、各ターゲットの捕食パターンに合わせて作られているもので、上記の3つのタイプとは異なるタイプです。
よりターゲットが反応する泳ぎ方をしたり、針がかりしやすくなるよう工夫されたものもあります。
左右の形状による分類
メタルジグの形状の分類には、基本的な形状による分類の他にジグの左右が同じ形状かそうでないかによる分類があります。
左右対称タイプ
基本的な形状で分類されているのは、左右対称タイプのメタルジグになります。
左右の形状が対象的に作られていて、フォールや泳ぎでは安定している状態を保地ます。
左右非対称タイプ
左右の形状が非対称になっているタイプのメタルジグは、フォール時にはゆらゆらと揺れながらフォールしたり、スイミング時は激しく左右に振れるような泳ぎをするものもあります。
長さによる分類
メタルジグは長さの違いによっても分類することができます。
ショートタイプ
ショートタイプのメタルジグは、そこにいるベイトが小さいときなどに、マッチザベイトを現実にするために使います。
ロングタイプ
ロングタイプのメタルジグは、目立たせることでよりアピールするためにしい用します。
材料による分類
メタルジグの材料は比重の大きい順に、
- タングステン:タングステンはメタルジグの材料の中で最も重く、サイズが小さくても飛距離やフォールスピードの速さを実現しています。
タングステン自体が高価な材質ため、メタルジグの価格も高くなります。 - 鉛:鉛は価格も安く、鉄とともに多くのメタルジグに使用されている材質です。
鉛も飛距離やフォールスピードは確保できるのですが、鉄よりも柔らかいので傷が付きやすいです。 - 鉄:多くのメタルジグが鉄で作られています。
タングステンや鉛よりは軽い材質ですが、価格もやすくそれなりに硬さも確保できます。 - 亜鉛:メタルジグの材料の中で最も比重が軽いのが亜鉛です。
タングステンとは逆に大きなメタルジグを作ることができるので、ゆっくりとフォールさせるスロータイプのジグに使われています。
このように、比重が違う最良を使うことで、重さが同じでも大きさの違うメタルジグを作ることができ、いろいろな用途に対処できています。
重心の位置による分類
フロントバランス(前方)
フロントバランスとは、ジグの前方に重心があるタイプです。
リアバランスに比べると飛距離は出にくですが、ロッド操作に対する反応が良いので、アクションを加えやすいジグです。
センターバランス(中央)
センターバランスとは、メタルジグの中央に重心があるタイプです。
水平バランスを保ったままフォールするため、水の抵抗が大きく、ゆっくりと沈下していきます。
リアバランス(後方)
リアバランスとは、重心がメタルジグの後方にあるタイプです。
キャスト時には後方を先頭にして飛んでいき、飛行姿勢がよく空気抵抗も小さいので、飛距離が出やすいメタルジグです。
このように、メタルジグはさまざまな分類の仕方によってたくさんの種類があります。
ショアジギングで大型魚を釣るには、ターゲットや釣り場の状況などによってメタルジグの種類や釣り方を選ぶことが重要です。
ショアジギング用メタルジグおすすめ10選
メジャークラフト ジグパラ タングステン
メジャークラフト ルアー メタルジグ タングステン ジグパラ 60g
- メジャークラフト ジグパラ タングステン 18g(major-tg18)
- ショアジグでぶっ飛ぶもよし、オフショアでマイクロジギングもよし。
- Jigpara TG重心位置はやや後方に位置しており飛行姿勢は抜群に安定しつつも、ジグパラ本来のナチュラルスイミングアクションは確保。
- ノーマルシリーズと同じように、ただ巻きでもしっかりとアピールすることが可能な簡単操作です。
ジャッカル ビッグバッカー スライドスティック
ジャッカル ビッグバッカージグ スライドスティック 60g
- サイズ:107mm
- 重さ:60g快適な操作性を重視して誕生したBIGBACKERシリーズのNEWモデル。
- シャープに動くスリム形状で、鋭いダートと輝きが魚の捕食スイッチをオンに。
- 早巻きでも飛び出し難いレンジキープ力(SWIMACTION)と、フォール時のヒラヒラアクション(SLOWFALL)は、ナブラ撃ちにも最適です。
- サゴシ/サバ/ハマチ/タチウオ/ヒラメ/マゴチ/マダイなど、青物を中心に、あらゆる魚種に対応します。
ジャッカル メタルジグ ビッグバッカー ジグ
ジャッカル メタルジグ ビッグバッカー ジグ 68mm 40g
- サイズ:68mm / 重量:40g
- カラー:イワシ/マグマウェーブホロ
- その飛距離。圧倒的! カッ飛びメタルジグ! 向かい風でも余裕の飛距離 後方重心に設計されたボディにより、圧倒的な飛距離を獲得しました。
- 針絡みも少なく快適にショアジギングゲームをお楽しみいただくことができます。
- フォールでは鋭い動きで魚を誘い、巻き上げ時にはエッジの利いたフロント部分がキレのある動きと輝きを生み出します。
ダイワ メタルジグ TGベイト
ダイワ メタルジグ TGベイト
- サイズ(g) :45
- サイズ(mm) :64
- ベイトフィッシュに超セレクティブなスーパータフコンディションにも対応
- タングステン製高比重コンパクトキャスティングジグ
- 「より小さいシルエットで重いジグを」というニーズに応えた高比重素材ジグ。
- 青物のナブラやボイルはあるのに、従来のジグでは大きすぎて食わない、かといって小さいジグではポイントに届かない。
- ターゲットが極小のベイトを選んで捕食しているシチュエーションで爆発的な威力を発揮する。
ダイワ 鮃狂ヒラメタルZ
ダイワ 鮃狂(フラットジャンキー) ヒラメタルZ
- 自重(g):40
- サイズ(mm):68
- フック仕様:前 ST-46 #6トレブル / 後 ST-46 #6トレブル
- コンパクト&カッ飛び 2-トレブルフックメタルジグ
- ヒラメタル譲りの多面高フラッシング構造(左右対称)
- 前後のフック絡みを解消するフックポジションリミッター
シマノ メタルジグ ショアジギング コルトスナイパー アオモノキャッチャー
シマノ メタルジグ ショアジギング コルトスナイパー アオモノキャッチャー 60g
- サイズ(mm): 85
- 自重(g): 42
- フックサイズ:オリジナルツインフック(#1/0)
- 青物を中心に、ショアジグで狙える対象魚を絡め獲る様な高いフッキング性能で釣果UP!?
シマノ ルアー 熱砂 スピンビームTG
シマノ ルアー 熱砂 スピンビームTG 42g 68mm
- サイズ:68mm / 重さ:42g
- カラー:クリアキス 09T
- フックサイズ:ST-46 (フロント#6、リア#4)
- タイプ:リアウェイト
- 底を取って、ただ巻くだけ:スピンビームTGは極端なワイドアクションでバタバタと泳ぐ設計のため、底を取ってからタダ巻きするだけで、わずかに底を切った絶妙なレンジをしっかりとしたアクションで泳いで誘います。
- コルトスナイパーピットブルで採用された、飛距離特化型のタングステンコンポジットを導入し、ボディの最後端まで高比重のタングステンをレイアウトすることで、しっかりと後方に重心を確保し、十分な飛距離が得られる、飛距離特化型のメタルジグとして設計。
デュオ メタルジグ ビーチウォーカー フリッパー 80mm 40g
デュオ メタルジグ ビーチウォーカー フリッパー 80mm 40g
- サイズ:80mm
- 重量:40g
- カラー:みずいろレインボー GBA0195
- フック:#6
- リング:フックアイ/#3
- 広く、早く、立体的にを簡単にできるメタルジグ。
- より広範囲をすばやく、立体的に探れるメタルジグ。
- 重たいメタルジグは自重ゆえに使いづらく、敬遠しがちだが、その反面、使える状況が多くなくてはならないもの。
- 反する条件をリミックスして仕上げたのがこのモデル。
ジャクソン メタルバイブ 鉄板ロング ルアー
ジャクソン メタルバイブ 鉄板ロング ルアー
- サイズ:115mm
- 自重:35g
- タイプ:シンキング
- 115mmのロングボディにバランス良く配置したウエイトは、抜群の飛距離を稼ぎ出し広範囲を攻略できます。
- バランサースリットを搭載したステンレスプレートは、飛行からフォール、スイミング時の姿勢を制御することでストレスフリーな使い心地を可能としました。
- 鉄板特有の強いフラッシングは2種類のラインアイを使い分けることで、さまざまな魚種と状況に対応しています。
- 3フックシステムは高いフッキング性能を発揮し、かすめるようなバイトも確実にものにします。
ダイワ モアザン リアルスティールTG
ダイワ モアザン リアルスティールTG
- サイズ(mm):65
- 標準自重(g):30
- フック仕様:ST-46 #8(#2リング)
- 素材:タングステン
- 「TG」とはタングステン素材のこと。鉄板系ルアーの使いやすさを追求した決定版「モアザン リアルスティール」を、コンセプトはそのままにタングステンボディ化。
- 比重の重いタングステンを使うことで、ボディサイズはリアルスティール18と26の中間程度のコンパクトなものでありながら、30gのウエイトを持ち、もっと遠くへ、もっと深くへという、エクストリームな要求を存分に満たせるルアーに仕上げた。
ショアジギングの釣り方
ショアジギングで大型魚を狙う釣り方には次の8つのルアーアクションパターンがあります。
- フリーフォール:ルアーをキャストしたら、狙うレンジ(水深)までルアーを沈ませるアクションで、ラインにテンションをかけずにルアーを自由に落とす
- テンションフォール:フリフォールトは逆に、ルアーをキャストしたあとリールからラインが出るのを止めて、ラインを張った上帝でルアーを落とす
- リトリーブ:リールを一定の速さで巻い(タダ巻き)て、ルアーを引っ張るアクション
- 高速リトリーブ:リールを高速で巻いてルアーを速いスピードで泳がせる
- ストップ アンド ゴー:リトリーブでリールを2~5回転巻いたら一瞬巻くのを止める
- ジャカジャカ巻き:高速リトリーブしながらロッドを上下させる
- ワンピッチジャーク:一定のリズムでロッドを上下させながらリールを巻く
- ロングジャーク:ロッドを上または横に大きくシャクった後にロッドを戻しながらリールを巻く
ショアジギングでは、これらのルアーアクションを単独または複数を組み合わせてターゲットにアピールします。
それぞれのアクションについてはこちらで詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
まとめ
ここまで、大型魚狙いのショアジギングにおすすめなメタルジグとメタルジグの種類について解説しました。
ショアジギングは、初心者の人でも大型を釣ることができる魅力いっぱいの釣りです。
ぜひあなたもショアジギングに挑戦して、大物を釣り上げて下さい。
きっとハマりますよ。
ショアジギングで大型魚を釣るために必要なタックルと釣り方についてはこちらを御覧ください。