ショアジギングロッドおすすめ13選!安くて扱いやすい初心者向けからワンランク上のロッドまで
堤防やサーフ、地磯などの陸地から、ブリなどの青物やヒラメなどのフラットフィッシュ、キジハタやソイなどのロックフィッシュまで、さまざまな魚種をルアーで狙うショアジギング。ショアジギングは、エサを使わないので手軽に始めることができ釣りです。
ここでは、安くて扱いやすい初心者におすすめのショアジギングロッドとワンランク上を目指す釣り人におすすめのショアジギングロッドをを厳選して紹介します。
目 次
ショアジギングロッドの選び方
ショアジギングロッドにはさまざまなタイプのものがありますが、ロッドを選ぶときには、
- 長さ
- 硬さ
- 扱えるルア-の重さ
- 継数
- リールのタイプ
などのスペックを重視する必要があります。
ショアジギングロッドを選ぶときに大切なスペックについて説明しておきましょう。
ショアジギングロッドの長さ
ショアジギングロッドの長さを決めるときは、釣り場の状況を考慮する必要があります。
- 堤防などで足元や割と近いポイントを攻める場合は、短いロッドが断然有利。
- サーフなどで飛距離が必要な場合は、長めのロッドがおすすめ。
- 地磯などタフな釣り場では、程よい長さのロッドがベスト。
堤防や漁港などで短いロッドが有利な理由
小さな堤防や漁港でショアジギングを楽しむ場合は短いロッドが最適です。
堤防や漁港でのジギングでは、足元に落とし込んだり、軽くキャストする程度の釣り方がほとんどで、長いロッドでは逆にジャマになってしまうこともあります。
とは言っても、7ftといったような極端に短いロッドでは、これまた不便が生じることがあるので、堤防や漁港でショアジギングをするときは、8~9ft程度のロッドが良いでしょう。
サーフでは、長めのショアジギングロッドがおすすめの理由
サーフでのジギングでは、波打ち際から遠く離れた沖のポイントまでルアーを遠投するなど、広範囲を探る必要があります。このような飛距離が求められる状況では、長めのロッドを使用することが問題を解決するカギになります。
実際にキャストしたルアーが、届くかどうかというような沖でナブラ(青物などが群れをなして、海面に近いところで小魚を捕食する様子)が湧くことはよくあります。そのような状況では、短いロッドでキャストしても届かないので役に立ちません。そんなことでサーフでのショアジギングでは、10ft以上の長めのロッドを使用することがおすすめです。
地磯などタフな釣り場では程よい長さのロッドがベスト
地磯など足場が悪かったり、攻めるポイントまで距離があったりと、ジギングをする上で厳しい環境の釣り場で使用するショアジギングロッドの長さは、ロッドの重さやルアーの飛距離なども考慮して決めることが大切です。
飛距離だけを重視するとロッドが重くなり、足場の悪い釣り場で長時間ジギングをするのは無理になります。逆に短すぎるロッドでは、必要な日郷里を得られなかったり、ヒットした魚とのファイトで有利に立ち回ることができないという不利があります。
なので、短すぎず長すぎない、10ft前後の長さのもので手にして持ち重りのないレングスのものを選分のが良いでしょう。また、持ち運びすることも考えて選ぶことも大事です。
ロッドの長さの単位について
ロッドの長さはft(フィート)で表すことが多いですが、初心者の人には分かりづらいと思います。そこでftをm(メートル)に換算した表を紹介しておきますので、参考にしてください。
ft≒m換算表
※ロッドの長さ:例えば 5’3” は 5ft3in の意味です。
フィート | メートル |
9’(ft) | 2.74(m) |
9’1″(ft) | 2.77(m) |
9’2″(ft) | 2.79(m) |
9’3″(ft) | 2.82(m) |
9’4″(ft) | 2.84(m) |
9’5″(ft) | 2.87(m) |
9’6″(ft) | 2.90(m) |
9’7″(ft) | 2.92(m) |
9’8″(ft) | 2.95(m) |
9’9″(ft) | 2.97(m) |
9’10″(ft) | 3.00(m) |
9’11″(ft) | 3.02(m) |
10’(ft) | 3.05(m) |
10’1″(ft) | 3.07(m) |
10’2″(ft) | 3.10(m) |
10’3″(ft) | 3.12(m) |
10’4″(ft) | 3.15(m) |
10’5″(ft) | 3.18(m) |
10’6″(ft) | 3.20(m) |
10’7″(ft) | 3.23(m) |
10’8″(ft) | 3.25(m) |
10’9″(ft) | 3.28(m) |
10’10″(ft) | 3.30(m) |
10’11″(ft) | 3.33(m) |
11’(ft) | 3.35(m) |
※基本的な換算方法は、(ft×30.48+in×2.54)÷100 です。
ショアジギングロッドの硬さ
ロッドの硬さとはロッドのパワー(調子)のことで、L(ライト)やM(ミディアム)など英語で表します。ロッドの長さとともにロッドの硬さはロッドを選ぶときに重視しなければいけない大事なスペックです。
ロッドパワーは、ロッドに負荷がかかって、ロッドが曲がるときの硬さをいい、UL(ウルトラライト)からEXH(エクストラヘビー)まで、さまざまなバリエーションがあります。
アジやイワシ、サバ、カマス、メバル、カサゴなど小型の魚を対象にするショアジギングは、ウルトラライトショアジギングと呼ばれ、スパーライトショアジギングロッドやアジングロッドなどULのロッドを使うようにします。
中型のブリやシーバスなどをターゲットにするライトショアジギングには、シーバスロッドやエギングロッドなどと同じで、M(ミディアム)やMH(ミディアムヘビー)クラスがおすすめです。
地磯や沖磯で大型のブリやカンパチなどを狙うショアジギングロッドは、その強力な引きに負けないMH(ミディアムヘビー)以上のパワーが必要になります。
ロッドパワーの記号と呼び方について紹介しておきます。
ロッドのパワー記号と呼び方
記号 | 呼び方 | 硬さ |
UL | ウルトラライト | とても柔らかい |
L | ライト | 柔らかい |
ML | ミディアムライト | やや柔らかい |
M | ミディアム | 中間 |
MH | ミディアムヘビー | やや硬い |
H | ヘビー | 硬い |
XH・EXH | エクストラヘビー | とても硬い |
※メーカーによってはさらに細分化されていることもあります。
ショアジギングロッドの名称と長さ、パワーの標記
ほとんどのメーカーではロッドの名称と長さ(ft)とロッドパワー(LやM)を組み合わせた形でロッドに表記しています。
扱えるルアーの重さ
ショアジギングでは、狙う魚の大きさによってルアーの大きさや重さも変わってきます。また、ショアジギングロッドは、それぞれ扱うことができるルアーの推奨ウエイトが設定されているので、使用するルアーの重さを考慮してロッドを選ぶことになります。
例をあげると、主に30gのメタルジグを使うことが多いのなら、20~60g程度のものまでキャストできるスペックのロッドを選んでおくと後で困ることがありません。
ロッドの継数
ロッドの継数とは、つなぎ合わせる前のロッドが、いくつのパーツに別れているかということです。
ショアジギングロッドでは、2ピース(2本継)のものが多く、ロッドの長さが長くなると3ピースのものもあります。また、ライトショアジギングロッドには、振り出しタイプのロッドもあります。
※ロッドを継いだり外したりするときは、無理に力を入れると継部が傷んでしまうので、細心の注意を払うようにしましょう。
リールのタイプ
ショアジギングで使用するリールは、ほとんどの場合スピニングリールですが、中にはベイトリールを使ったショアジギングを楽しむアングラーの人もいます。ということで、ショアジギングロッドもスピニングリール仕様とベイトリール仕様のものがあるので、間違えないようにしてください。
おすすめのショアジギングロッド
ここからは、初心者におすすめの価格が安いのに扱いやすいショアジギングロッドとワンランク上を目指す人におすすめのショアジギングロッドに分けて紹介していきましょう。
安くて扱いやすい初心者におすすめのショアジギングロッド
アブガルシア ソルティースタイル ショアジギング STJS-1062MH-KR
- ロッドタイプ:スピニング
- 継数:2
- 全長(ft/m):10’6″/3.20
- 仕舞(cm):163.5
- 標準自重(g):248
- 先径:2.0mm / 元径:15.4mm
- ルアー: 20-80g / PEライン(号):1-3
- パワー:MH(ミディアムヘビー) テーパー/アクション:レギュラー
- 使用可能な釣法:ショアジギング
- 主なターゲット:イナダ ワラサ ブリ サワラ サゴシ
シマノ ソルティーアドバンス ショアジギング S100M
- 全長(m): 3.05/仕舞寸法(cm): 157.0
- 継数(本): 2
- 主な対象魚種:シーバス ヒラメ マゴチ タチウオ マダイ ワラサ イナダ
- 自重(g): 240
- 先径(mm): 2.3
- 適合ジグウェイト(g): MAX60/ 適合プラグウェイト(g): MAX40
- 適合ラインPE(号): MAX2
- リールシート位置(mm): 455 ※アップロック
- カーボン含有率(%): 93.0
シマノ コルト スナイパーBB S1000M
- 長さ:10feet
- プラグ/ジグウエイト(g):MAX40/MAX60
- 適合ライン(PE/号):MAX2
- 釣種:ショアジギング
- 対象魚:ワラサ イナダ ブリ ヒラマサ シーバス マダイ タチウオ
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):157.0
- 自重(g):246
- アクション:ミディアム
- ロッドタイプ:スピニング
ジャクソン オーシャンゲートJOG-906ML-K SJ.
- 仕舞寸法:148cm
- アクション:Fast
- ライン:PE1-2
- 適正ルアーウエイト:14-45g
- 継数:2本
- カーボン繊維:98%
- グラス:2%
- 24tカーボンマテリアルを厚めにプライ。
- 24tカーボンは30tや40tに比べ粘り強さに優れ、適度な張りは誰もがキャストしやすくジグロッドのマテリアルとしては最適。
- ショアジグ入門に最適な1本。
ダイワ ジグキャスター 96M
- 主な用途:ショアジギング
- 標準全長ft.(m):9’6″(2.90) / 仕舞(cm):150
- 継数(本):2 / 標準自重(g):205
- 先径(mm):2.0 / 元径(mm):13.9
- ルアー重量(g):10~60
- ライン(lb.):12~25
- カーボン含有率 (%):97
- ライトなショアジギングにおいてスタンダードとなるロッド。
- 60gまでの軽量ジグだけでなく、40g前後のプラグまで幅広く対応。
- 遠投性とシャクリやすさを重視し、軽量ジグでも遠くまでキャストできる。
メジャークラフト ソルパラ ショアジギング SPS-962MH
- 全長(ft):9’6″
- 継数(pcs):2
- ルアー(g):60±20
- PEライン(号):1.0-3.0
- アクション:RF
- 年々進化し続けるルアーゲームにおいて、最新ルアーやメソッドに対応するロッドの役割は非常に重要です。
- NEWソルパラはカーボン素材から見直し、グリップ形状やガイドセッティングに至る細部にまでリニューアルしました。
- ショアジギングで最も活躍するメタルジグのウェイトが60g前後だと思います
- キャストしやすく、ジャークしやすいレングスですのでビギナーにもオススメです。
メジャークラフト ソルパラ ショアジギング SPX
- 推奨ルアー (g):60±20
- ライン(PE) 1.0-3.0
- アクション:レギュラーファースト
- 型番:SPX-1002MH
- ショアジギング:ショアジギングでよく使われる40-60gのジグが扱いやすい中~大型青物用
メジャークラフト クロステージ ショアジギングモデル CRX-1002MH
- 使用可能な釣種:ショアジギング
- 長さ(ft):10.6
- ルアー(g) :60(40-80)
- PE(号):1.0-3.0
- アクション:レギュラー
- 日本各地でいろいろなターゲットを狙えるショアジギング。
- 青物を狙うパワーゲームといったイメージがありますが、3代目クロステージ共通のシャープで軽いブランクとクロステージならではのアクションが、アングラーの負担を軽減してくれます。
プロマリン ショアジグラウンダー 96M
- ルアー竿
- 規格:96M
- 並継
- 全長:2.88
- 継数:2
- 仕舞寸法cm:150
- 自重g:267
- 先径/元径(mm):2.0/16.8
- 適合エギ(号):MAX 80g
- 適合ライン(号):MAX 2
- カーボン率(%):75
ワンランク上を目指す人におすすめのショアジギングロッド
アブガルシア ソルティーステージ KR-X ショアジギング SXJS-962MH60-KR
- ロッドタイプ:スピニング / 継数:2
- 全長:9’6″
- 仕舞寸法:148.5
- 標準自重:212g
- 適合ライン(PE):1.5-3
- 合ルアー:20-80g
- 使用素材:カーボン98%,グラス2%
- 最新KRコンセプトガイドを搭載し、ブランクス全身にカーボンXテープで締めあげたフルモデルチェンジショアジギングロッドです。
- フッキングパワー、ロッドバランス、高感度をバランスよく設計し、大型魚にも耐えるタフネス性とグリップ力が増す専用のグリップデザインを持つ強靭なショアジギングロッドです。
シマノ コルトスナイパー S1000MH
- 長さ:10feet
- プラグ/ジグウエイト(g):MAX60/MAX80
- 適合ラインPE(号):MAX3
- 釣種:ショアジギング
- 対象魚:ワラサ ブリ ヒラマサ カンパチ
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):157.0
- 自重(g):297
- アクション:ミディアムヘビー
- ロッドタイプ:スピニング
ダイワ ジグキャスターMX 106MH
- ロッド(釣り竿)タイプ:ショアジギングロッド / スピニング
- 主な用途:ショアジギング
- 標準全長:3.20m / 仕舞:165cm
- 継数:2本 / 標準自重:280g
- 先径:2.2mm / 元径:15.4mm
- ルアー重量:25-90g
- 対応ライン(PE):1.0-3.0号
- カーボン含有率:96%
- ショアジギングに求められるのは、第一に遠投性能。遥か遠くのナブラや、回遊を狙うため、出来る限り広い範囲を探るためには遠投性が必要。
- 場合によっては100g近くのジグを遠投し続けるのは至難の技。
- ジグキャスターMXは遠投性能のみならず、しゃくりやすさも同時に追求した、軽量・肉厚・細身設計。
ダイワ ショアスパルタン スタンダード 106MH
- 全長(m):3.20
- 継数(本):2
- 仕舞(cm):165
- ルアー重量 プラグ(g):20-70
- ルアー重量 ジグ(g):25-90
- 適合ライン PE(号):1.5-3
- 付属品:竿袋
- 106MH:[3kgクラスまでの青物・ヒラスズキ]ショアキャスティングの本格仕様ロッド。
- 遠投して広範囲を狙えるモデル。
- プラグを中心にジグにも対応。
- 堤防や磯から、3kgクラスの青物やヒラスズキを狙うのに十分なパワーと遠投性を備えながら、軽快さを持つプラッキングスペシャル。
ショアジギングタックルバランス
ショアジギングにおすすめなタックルバランスを紹介します。
ショアジギングロッドは、
- ロッドの長さ:9~11ft
- メタルジグのウエイト:30~60g
- ロッドの重量:200~300g程度
のものがおすすめです。
ここからは、これらの条件のロッドに合ったバランスのリールとラインについて解説しましょう。
リール
ショアジギングといっても、遠投性は重視しなければなりません。
地磯やサーフで、大きな魚を狙いたい人には4000番程度のリールがおすすめです。
ライン
中型から大型の青物やヒラメなどを狙う、ライトショアジギングにはPEライン1.5~2.0号がおすすめです。PEラインの1.0~1.2号でも大丈夫かもしれませんがが、念のために1.5~2.0号をセティングしておくのが良いでしょう。
リーダー
メインラインPE1.5~2.0号に適しているリーダーには、フロロカーボンライン22~40bl(ポンド)程度がおすすめです。
メインのPEラインとリーダーラインの組み合わせの目安を紹介しておきましょう。
PEライン号数 | リーダーのbl数 |
0.8 号 | 12~16 bl |
1.0 号 | 16~20 bl |
1.2 号 | 18~22 bl |
1.5 号 | 22~30 bl |
2.0 号 | 40 bl 前後 |
2.5 号 | 50 bl 前後 |
3.0 号 | 60 bl 前後 |
4.0 号 | 80 bl 前後 |
ショアジギングにおすすめのリール
シマノ 15ストラディック 4000XGM
- ギア比:6.2
- 実用ドラグ力(kg):6.0
- 最大ドラグ力(kg):11.0
- 自重(g):285
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):51/17
- ナイロン糸巻量(号-m):2.5-160、3-120、4-90
- フロロ糸巻量(号-m):3-110、4-90、5-65
- PE糸巻量(号-m):1.2-250、1.5-200、2-150
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):99
- ハンドル長(mm):55
- ベアリング数 S A-RB/ローラー:6/1
ダイワ 16ブラスト 4000H
- スピニングリールサイズ:4000
- 使用できる釣法:タイラバ ジギング ショアジギング
- 主なターゲット:シーバス ワラサ ブリ ヒラマサ サワラ マダイ ヒラメ 青物
- 標準巻糸量 PE(号-m):2.5-300、3-250
- 自重:415g
- ギア比:5.7 巻取り長さ:101cm(ハンドル1回転あたり)
- 最大ドラグ力:8kg
おすすめのPEライン
よつあみ(YGK) PEライン Gソウル スーパージグマン X8 200m 1.5号 30lb 8本 5色
- 主な対応魚種:ハタ カサゴ ウッカリカサゴ カツオ カンパチ サワラ シイラ GT スズキ クロソイ タチウオ ヒラスズキ ヒラマサ ヒラメ ブリ ホウボウ マグロ マゴチ マダイ
- 主な釣法:ジギング
- 素材:PE
- 号数:1.5号 / 全長:200m / 強度:30lb / 8本編み
- カラー:5色(ホワイト・グリーン・・レッド・ピンク・ブルー)
- 1m毎15cmマーカー配置
よつあみ(YGK) ライン G-soul X8 UPGRADE 150m
おすすめのフロロカーボンリーダーライン
モーリス バリバス フロロカーボン ショックリーダー 30m
- 素材:フロロカーボン
- 号数:8号 / 全長:30m / 強度:30lb
- カラー:ナチュラル
シーバスロッドやエギングロッドをショアジギングに代用できる?
シーバスロッドやエギングロッドをショアジギングに代用するのは、正直言っておすすめできません。もし代用するとしても、アジやサバ、カサゴ、メバルなど小型の魚からをターゲットにして、使用するメタルジグも30g程度のものを使う、ライトショアジギングまでになります。
40g以上のメタルジグをフルキャストするショアジギングでは、ロッドにかかる負荷も大きくなり、シーバスロッドやエギングロッドでは耐えきれず折れてしまう可能性があります。なので、余裕も持ってショアジギングを楽しむためには、専用のタックルを用意するのが良いでしょう。
ショアジギングタックルセット
コストを抑えてショアジギングを楽しんでみたいという人のために、ショアジギングタックルセットを紹介しておきましょう。
ショアジギングタックルセット
ショアジギングにおすすめのメタルジグ
ショアジギングで使用するメタルジグは、飛距離やアクション、フォールの姿勢などを重視して設計されています。メタルジグはちょっと見ただけではどれも同じように見えますが、よく見ると形状が違っていて、飛距離やアクション、フォール姿勢がそれぞれ違います。
メタルジグの形状と特徴
メタルジグの形状の違いによってその特徴が違います。
リトリーブで誘うメタルジグ
リトリーブで誘うメタルジグは、形状的にナチュラルでベイトフィッシュに似た形をしています。形状的に飛距離がでやすく、リーリングを中心にしたロッド操作をすることで、ジグ自体が水の抵抗を受けてローリングやウォブリングなどのアクションとともに波動でアピールするタイプのルアーです。活性が高いブリやカンパチが、ベイトを追って表層近くまで浮いてきているときや朝夕のマズメジなどに、高速リトリーブやストップ&ゴー、ショートピッチジャークなどのアクションが効果的になるメタルジグです。
フォールで誘うメタルジグ
リフト&フォールの繰り返しのフォールで誘うアクションに効果的なメタルジグです。ジャークなどのリフトでアピールして、フォールさせるときが食わせる間になります。フォール時の姿勢の安定性を重視した作りになっていて、ロングジャークしたあとには、キラキラと光るとともにゆらゆらと揺れながらフォールして、活性が低くボトム近くに居付いている魚を誘うのに有効です。
ショアジギングメタルジグおすすめ7選
多くのメーカーから発売されているさまざまなメタルジク。そんなたくさんあるメタルジグの中から厳選したショアジギングに最適のメタルジグを紹介します。
メジャークラフト ジグパラ ショート 40g
- 一大ブームを巻き起こしたメタルジグ「ジグパラ」に「イワシスペシャルカラー5色」追加!すっかり定番化した「ジグパラショート」、「ジグパラセミロング」シリーズに、オールシーズンで使える「IWASHI系カラー」新たに5色を緊急追加。ジグパラ特有の艶めかしいスローフォールは、全てのフィッシュイーターに強烈アピールします。
- 用途:エギングロッドやLSJロッドを使うお手軽ライトショアに。
- フック:フロントに高強度、超防錆の日本製オリジナル伊勢尼フック搭載。
- フック:リアはこだわりのゲイプで掛り抜群の防錆日本製トレブルをセット。
ハヤブサ(Hayabusa) メタルジグ ルアー ジャックアイ ショット 約80mm 60g ブルピンハーフグリーン
- 高強度スプリットリングを介してフロントにアシスト、リアにトレブルを標準装備し、そのままでも安心してご使用いただける仕様です。
- ジャークでは暴れすぎず、引き重り間を軽減。安定した姿勢をキープする事でバイトチャンスを逃しません。
- タダ巻きでは、フラフラとウォブリングしながら、安定した姿勢で一定層を探れます。
- フォール時は、木の葉のようにヒラヒラと舞い、フラッシング効果でバイトを誘発します。
ジャッカル(JACKALL) ラスパティーン TG 40g シラスシルバー×マグマウェーブホロ
- 超コンパクトシルエットの高比重タングステン製メタルジグ「ラスパティーン」。
- 水を鋭く切り裂く動きと激しいフラッシングで魚に見切る隙を与えません。飛距離の欲しいショアジギングやオフショアでのナブラ打ち。
- あるいは、小型回遊魚狙いのライトジギングでも先発ルアーとして活躍します。
- ブリ、サワラ、真鯛、ヒラメ、マゴチ、サバ、カツオ、アジ、根魚等、魚種を選ばずあらゆる釣りにご使用いただけます。
頑鉄ジグ 60g ピンクギーゴ
- 小型シルエットによる飛距離+操作性を兼ね備え、あらゆるフィールドで最高の能力を発揮。
- 超現場型・実践ジグ=この頑鉄JIG。
- ガツンと掛けてバラさない、実戦仕様の「鬼技アシスト」搭載!
アングラーズリパブリック エフリードメタル 30g #ゴールドピンク
- フラットフィッシュをメインターゲットとして開発された特異なメタルジグ。
- 基本スペックはV字型のボディによりゆっくりとローリングしながらフォール。
- リーリング時にはテールを左右に振るワイドウォブリングでフラッシング効果を高め、逆スラントしたヘッド部はロッドアクションにより水を受けて跳ね上がり、短い距離でもしっかりとリフト&フォールで攻められます。
パームス(Palms) メタルジグ ザ・ダックス40 60mm 40g ブルーピンク
- 高飛距離、高レスポンス、高シンクレート。
- 高飛距離を生み出すコンパクトボディながら、ロッドワークに追従する高レスポンスを発揮。
- タダ巻きで発揮される大きなスイムアクションとともに、多彩なターゲットに対してバイトを誘発します。
- フェイス、テール、サイドエッジのすべてをシャープにデザインすることで、アクション発生時のフラッシンクはもとより、安定の飛行姿勢にまで磨きを掛けました。
- 高シンクレートがもたらす潮流攻略性能といった、ライトショアジギングにおける使いやすさを徹底的に追究したモデルです。
ダイワ メタルジグ ルアー TGベイト 60g PH紫金GB
- タイジギやイサキジギングなど、スーパーライトジギングに対応したTGベイトチューンナップモデル。
- こだわりのフックセッティングで死角のないフッキングを実現。
- 非対称ホログラムの採用でフラッシング効果も抜群。
まとめ
ここまで、安くて扱いやすい初心者におすすめのショアジギングロッドとワンランク上を目指す釣り人におすすめのショアジギングロッドをを厳選して紹介しました。
ショアジギングロッドを選ぶときは、狙う魚の大きさや、釣り場などを考慮して決めます。一般的なショアジギングには、長さは9~11ft、硬さはMH、H程度のスペックのものがおすすめになります。しかし初心者の人には、もう少し扱いやすい、長さが9~10ftで硬さがMLやMのタイプのものをおすすめです。
ラインシステムについては、ロッドの仕様に合ったものを選ぶようにします。ここでは、4000番クラスのリールを紹介しています。
ラインシステムについては、少し大きめのラインシステムにしておくと良いでしょう。万が一の大物にも余裕を持って対応することができます。
メタルジグについては、さまざまなタイプのものを用意するようにしましょう。状況によっては、いろいろな攻め方をする必要が出てきます。その時その時のパターンを速く見つけることが釣果アップ繋がります。
1日中ショアジギングを続けるには多少体力が必要ですが、大物がかかったときは疲れが吹っ飛んでしまいます。
ぜひ、ショアジギングを楽しんでみてください。
初心者の人にはこちらの記事もおすすめです。