タコ釣りは夜が最適!夜釣りでよく釣れるエギのカラーの解説とおすすめのタコエギを紹介します
近年、ブームになっているタコ釣り。
そんな人気ターゲットのタコですが、釣果を上げるには「どの時間帯」に釣りをしたら良いか知っていますか。
ここでは、「タコ釣りは夜が最適!」と題して、その理由とタコが釣れやすいエギやカラーについて解説します。
また、夜釣りにおすすめのタコエギも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目 次
タコ釣りは夜が最適
一般的に、タコ釣りのターゲットはマダコのことで、ほぼ1年中釣ることができます。
中でもタコがよく釣れるのは、水温が暖かくなる6月~8月ごろの夏の時期です。
また、イイダコもタコ釣りんターゲットになりますが、イイダコのベストシーズンは9月~10月になります。
タコ釣りの時期についてはこちらのページで詳しく紹介していますので参考にしてください。
タコは夜行性
ここからはタコが夜に釣れやすい理由について解説していきましょう。
タコが夜に連れやすいのは、ズバリ「タコは夜行性」だからです。
タコは夜行性で夜間にエサを求めて活発に活動するため、タコ釣りは夜釣りが適しています。
もちろん、朝夕のマズメもタコが釣れやすい時間帯ですので、夜釣りが難しい初心者の人にはおすすめです。
タコの餌になるカニやエビも夜行性
タコは、カラストンビと呼ばれる鋭く尖ったクチバシのような歯を持っていて、普段は「小魚」「カニ」「エビ」「二枚貝」などを捕食しています。
タコの餌になるカニやエビなども夜行性で夜に活発に動き回るため、それを狙うタコも夜になると活性があがり、釣れやすくなるのです。
タコが釣れやすい時間帯
タコ釣りには夜釣が適しているのですが、中でも一番釣れやすいのは「朝マズメ」の時間帯です。
夜間エサを求めてい動き回ったタコが棲家に戻る「朝4時ころから明るくなる」時間帯がもっとも釣れやすいと言われています。
昼間のタコは堤防のつなぎ目や岩の隙間などに隠れていることが多く、夜中のように活発にエサを追うことはしません。
とは言っても、近くにエサが近寄ってきた場合は躊躇なく捕まえにくるので、日中はタコが隠れていそうなポイント周りを探ることが大切です。
タコ釣り夜のポイント
タコは、夜になるとエサを求めて活発に行動するので、タコ釣りの夜のポイントはカニやエビ、二枚貝などタコのエサがいるところになります。
タコ釣り夜のポイントは、
- 海底と岸壁の際や岸壁の継ぎ目付近
- 常夜灯周り
- 護岸用の敷石やテトラポッドなどがあるところ
などで、ピンポイントで攻める釣りというよりは広範囲を探る釣り方のほうが効果的と言えます。
夜にタコがよく釣れるエギのカラーとは
夜釣りでタコがよく釣れるエギのカラーとは言いますが、実は「マダコは色盲」とされていて、タコは「モノクロ」の世界で生きているということです。
それなのにタコエギにいろいろなカラーがあるのはなぜなのでしょうか。
それは、白黒の世界の中でも明るさの違いがあるからです。
例えば、白から黒の間には薄い灰色や黒に近い濃い灰色などさまざまな明るさがあります。
この白と黒の濃淡の違いによって目で見える情報を判断していると考えられています。
タコから見えるエギのカラー
エギにはいろいろないろのものがありますが、タコから見えるエギはどのように見えるのでしょうか。
もっとも明るく見えるカラーは白で黄色はほぼ白に見えていると思われます。
逆に、黒に近い暗い色に見えるのは赤や紫でほとんど黒に見えているようです。
エギのカラーとアピール度は、
明暗の度合 | タコの見え方 | アピール度 | |
白・黄色 | 最も明るい | 白いろ | 高い |
緑・青 | 明るい | 薄い灰色 | 普通 |
橙・紺 | 暗い | 濃い灰色 | 普通 |
黒・赤・紫 | 最も暗い | 黒 | 高い |
のように考えられています。
タコが好むカラーは「白」と「赤」とされていて、最も明るく見えるものと最も暗く見えるアピール度が高いカラーです。
ケイムラの効果
ケイムラとは、蛍光紫(ケイコウムラサキ)のことで、本来目に見えない「紫外線」を可視光線へ変換して水中で水中で光るようにしたものです。
マダコや多くの魚の中には「紫外線を見分けることができる」能力があるとされていて、夜釣りではケイムラを利用したエギやルアーが効果的になります。
人間の目にはぼんやり光って見えるケイムラですが、タコの目には「魅力的な光」として見えているのでしょう。
夜釣りにおすすめのタコエギ
ヨーヅリ エギ(タコ) タコやん3.5号 E1339-DLPT ピンクタイガー
おおよその価格:990円~
- 3.5号
- 42g
- 8号(30g)
- 目安水深:2~10m
ヨーヅリ エギ(タコ) タコやん3.5号 E1339-DLBT ブルピンタイガー
おおよその価格:990円~
- 3.5号
- 42g
- 8号(30g)
- 目安水深:2~10m
ダイワエギ 快適船タコエギSS ルアー
おおよその価格:731円~
- サイズ(号):3.5
- 自重(g):21.5
- SaqSasフック:デカタコを確実にフッキングする為に脅威の貫通力「SaqSas」フック採用。
- ストロングテール:デカタコとのファイトにも負けないようにボディー強度を強化。
- ハイアピールブレード:振動とフラッシングで遠くにいるタコにもアピール。着底姿勢の安定にも貢献。
宇崎日新 タコエギ デカver. 35g レッドヘッド夜光
おおよその価格:1,078円~
- 超大型フック×2本 小型アシストフック×3本搭載で高確率に掛け、バラシを防止!!
- 大型ボディを採用!!他を圧倒するアピール力を発揮します。
- またデカ蛸にも完全対応の超大型フックと小型フック組み合わせによる高いキャッチ率を誇るオリジナルフックシステム採用。
- 大型ながらも沈下速度での優位性を目指したこだわりのスリムボディ設計。ダブルアイ装備。
- 夜光ブレード・・・等々機能満載!!のデカ蛸対応の専用設計モデル。船、ショアからでも楽しめる兼用タイプ。
マルシン漁具 オクトパスタップ 3.5号 ホワイトグロー
おおよその価格:485円~
- オクトパスタップ 3.5号
- 号数:3.5号
- ズル引きで根かかりしにくい専用シンカー。
ご好評いただいてるタコ用大型の3本針。
マルシンのタコ釣り用品の技術が惜しみなく投入されてます。
まとめ
ここまで、タコが夜に釣れやすい理由についてと夜によく釣れるタコエギのカラーの解説、夜釣りにおすすめのタコエギの紹介をしました。
タコがエサにしているカニやエビが夜行性の物が多く、夜に活発に行動します。
そのカニやエビを捕食するためにタコも夜になると活発に活動するため、釣れやすくなるというわけです。
またタコは色盲で、色を区別する能力を持っていいないと言われていて、白黒の濃淡で色を識別していると思われます。
そんな中で夜にタコが釣れやすいカラーは、白黒の濃淡がはっきりしているもので、ケイムラのように水中で光を発するものや音を出してアピールするラトル入りのタコエギも効果的と言えます。
タコ釣りは意外と簡単なので、初心者のほいとにもおすすめですが、夜の釣行は危険が伴いますので十分に注意して楽しんでください。
堤防でタコ釣りを楽しむときのタックルや仕掛け・釣り方についてはこちらのページで詳しく解説していますので、是非参考にしてください。